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Tuesday, 13 August 2013

暑さの過ぎるを待つ心

あひかはらず、The Twirlyをつなげつづけてゐる。

五枚つないだ。
あと二枚つなげばなんとなくドイリーつぽいものは完成する。
ほんたうは、去る週末大阪行きのときに新幹線のなかででもタティングするつもりでゐた。
なぜかやる気にならなかつた。
せめて日頃の睡眠不足をおぎなはうとも思つたが、車内で眠ることができなかつた。
お盆のこととて、子連れ客が多かつたことはたしかだ。
しかし、あちらもこちらも乳幼児をつれた客だといふのに、奇跡的なほどに車内はしづかだつた。
みんな、気を遣つてるんだらうな。

もとい。

おそらく、暑さにやられてしまつてゐるんだと思ふ。
大阪への行きも帰りも、寝不足と暑さとで疲れきつてゐるはずなのに、一睡もできなかつた。
自宅でも、一旦いすに座ると、もうあとはなにもやる気がしない。
目の前には編みかけのスカーフがある。
しかし、手に取ることができない。
むむー。

この時期、暑いといふのでなにもできず、また、涼しければ涼しいでなにもできなかつたりする。
あれは不思議だね。
暑さのなか、まれに涼風の吹き込んでくることがある。
するとどうだらう。
「すずしー」とかひとりごちて、あとはもうなにもできないのだ。
ただ座してあるいは臥して涼風になぶられるのみ。
せつかく涼しいんだから、あれもしやう、これもしやう。
さうは思ふのだが、躰が動かない。
もつたいないなあ。

そんな、暑さにだらけきつた精神状態のわりには、「やつぱりこのモチーフ、もつとつないでみやうかな」なんぞと思つたりはする。
おもに職場で。
なぜなら空調がきいてゐて、からつと涼しいから。
自宅にゐるときは、そんなこと考へてもみないもんな。

何度か書いたが、The TwirlyはJon Yusoffデザインのモチーフである。
こぶりなモチーフだがスプリットリングがあるのでシャトルはどうしても二つ遣ひになる。
これまた何度か書いてゐるが、やつがれはシャトルの二つ遣ひはどうも苦手だ。
ふたつのシャトルから糸をくりだしたりしまつたり、といふ作業がどうも手間に思へて仕方がないからだ。
シャトルはひとつであとは糸玉。
それが理想的だと思つてゐる。

しかし、The Twirlyでは、糸を巻いたりくりだしたりといふ作業がそれほど苦ではない。
シャトルを休ませるときに、前のリングなりチェインなりで使つてあまつた糸が、ほぼそのまま使へるからではないか。
そんな気がする。
シャトルを休ませるから、あるいは次はこのシャトルを使ふからといつて、糸を引き出したり、あるいはまた巻き付けたりといふ作業が、それほど多くないのだ。ほかのモチーフなりエジングなどに比して。
さういふことなのだと思ふ。

このモチーフは、Aerlit Shuttlesを使つて作つてゐる。
もともと、Aerlitは使ひやすいなあとは思つてゐた。
ここのところ慣れてきて、ますます使ひやすいなあと思ふやうになつた。
やつぱり道具は慣れだな。
ちつとぺかぺかした感じの質感は苦手なのだが、えうは使ひやすいかどうかだよな。

ところで家には二ヶ月前に越前屋で購入した佐賀錦なんかもあつて、首からさげるストラップのやうなものを作らうともうせん思つてゐたりはするのだが。
とりあへず、暑さがどうにかなつてから、かのう。

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