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Thursday, 15 August 2013

終戦記念日に思ふ来年の手帳

来年の手帳について考へる時期がやつてきた。
この暑いのに。

来年の手帳の売り出しは、年々早くなつてゐるやうな気がする。
以前はもつとゆつくりだつたやうな気がするがなあ。
それは単に、伊東屋の手帳フェアにしか行くことがなかつたから、といふのが理由だつたりするのだらうか。
その伊東屋の手帳フェアは、今年は松屋で開催されると聞いた。仮店舗では手狭なのだらう。

来年は、ほぼ日手帳を持ち歩きたいなあと思つてゐる。
思へば、最初の四年くらゐは持ち歩いてゐた。
はじめてほぼ日手帳を手にしたころは、勤務先が田舎だつた。田舎から田舎へかよふので、バスも一時間に二本とか一本とか、そんな感じでやつて来た。
一本逃して待つあひだ、バス停のベンチに座つてほぼ日手帳にあれこれ書き込む、そんなやうなこともあつた。

持ち歩かなくなつたのはここ二三年。重たいからである。
去年の北欧旅行にはつれて行つたが、それ以外は基本的に置き手帳として使つてゐる。

使ひ方はずーつとかはつてゐない。
いはゆる「日記」だ。
起きて、だるくて、でも出勤して、職場でもだるくて、帰りついてだらだらしてしまつた、とか。
こんなものを編みはじめた、こんなものが仕上がつた、とか。
芝居を見に行つて、あれはよかつたけどあれはダメだつた、とか。
こんな本を読んだ、とか。

一日ページにはさうした日々の行動の記録が並んでゐる。
感想などは最小限。さうしたものは書ききれないので、また別のノートに書きつけてゐる。
マンスリーのページには予定を書き込む。
予定は、iPhoneをメインに使つてゐるが、ま、バックアップみたやうな感じかな。

持ち歩くにあたつて、使ひ方も変へたいなあと思つてゐる。
ほぼ日手帳を使ひはじめたころ、持ち歩いてゐたのは、これ一冊でなんとかなつたからだ。
なんでも書き込める。
そのうへ、ほぼ日手帳のカヴァにはいろいろはさみこむことができる。

さうやつて便利に使つてゐたのだが、あるとき限界がやつてきた。
もつと書きたいのである。
一日一ページぢや足りないのだ。

かくして、ほぼ日手帳には「必要最低限(と自分が思ふ内容)」を書き込むやうになり、その結果、置き手帳になつたのだつた。

この流れを考へると、いまさらほぼ日手帳を持ち歩く生活には戻れないやうな気もしてゐる。
だいたい持ち歩くかばんが小さくなつた。

ブロガーズトートを使つてゐるときはいい。
いや、それさへもよくないのかな。
ブロガーズトートを持ち歩くやうになつて、また荷物が増えつつあるからだ。

先日も同好の士と話したのだが、ブロガーズトートはよくできてゐる。
以前ここにも書いたが、必要なものや大切なものを入れる内袋が充実してゐる。ゆゑにかばんは巨大だが、さつと取り出したいものが迷子になるといふことが少ない。
それでゐて、大容量である。
そんなわけで、気がつくと出かけるときに持つてゐるのはブロガーズトート。
そんな風になつてゐる。

その一方で、ル・ボナーのコンフェッティネコリュック、カンダミサコのdumiも愛用してゐる。

ネコリュックはいい。
コンフェッティもほかの荷物を減らせば入るだらう。
でもdumiはどうかなあ。

しかも、かうしたかばんを使ふことで、やつと持ち歩くものがすこし減つたといふのに。

手帳を変へる、手帳の使ひ方を変へる、といふのは、結局、日々持ち歩くものを変へる、といふことだ。
つまり、日々のスタイルを変へねばならない。
孫子風にいふと、手帳選びは暮らしの大事也、察せざるべからず、といふことになる。

終戦記念日にふさはしいエントリになつただらうか。

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