「すてきにハンドメイド」見ちやつたよ
先週6/27の「すてきにハンドメイド」を見ることができた。
もしかしたら、改名してからこの番組を見るのははじめてかもしれない。
「おしやれ工房」でよかつたのに。
ずつとさう思つてゐたし、いまでもさう思つてゐる。
矢野顕子の主題曲も、気に入つてゐた。
前回タティングレースについて放映されたのは、どうやら二年ほど前らしい。
ざつくりWeb検索した感じだと、だいたい二年に一度くらゐ旧「おしゃれ工房」でとりあげられてゐたやうだ。
残念ながら前回の放送は見逃してゐる。
「すてきにハンドメイド」のテキストの六月号を本屋で見かけないと書いたが、その後、職場の近くにある本屋で見つけた。
自宅最寄り駅付近の本屋には一冊もなかつた。
人の生活のにほひが稀薄なところにならあるだらうといふ目論みがあたつた。
それはさておき。
「おしゃれ工房」のころから、あみものとタティングレースと以外の放送は見たことがない。
キルティングとか刺繍とか、その他の手藝の場合も、基礎の基礎から放映するのだらうか。
するのだらうな。
タティングレースは、当然ながら、スティッチの作り方からはじまる。
あと、これもほかの手藝であるのかどうかわからないが、あみものとかタティングレースの場合は、講師が「早業」を披露してくれることがある。
広瀬光治でも見たことがあるし、今回もあつた。
これつて、ほかの手藝でもあるんだらうか。
たとへば、刺繍の早刺しとか、パッチワークの早縫ひとか。
あんまり聞いたことはないなあ。
クロススティッチの早刺しなんてあつてもをかしくないと思ふけれどもね。
見ながらつぶやきもしたのだけれど、「シャトル」の発音がちがふ気がしたなあ。
TVでは、アナウンサも含めてみな「悟(さとる)」とおなじやうに発音してゐた。
ちがふなあ。
「シャトル」の発音は、「アダム」とおなじだらう?
さう思ふのだが、一度か二度、「アダム」とおなじやうな発音があつたものの、あとは「悟」と一緒だつた。
最近はNHKのアナウンサもあてにならないので(なにしろ「……せざるを得ない」をちやんと口に出して云へない人が夜九時のニュースを担当したことがあつたりするくらゐである)、「悟」とおなじが正しいと断言できないところがつらいね。
スティッチの作り方を念入りに指導するため、実際の作品の作り方はわりとあつさりした感じになる。
スティッチさへ作れるやうになれば、あとは自力でもなんとかなるので、それでいいのかもしれない。
あの栞はどんな糸を使つてゐるのだらう。それなりに太い糸を使ふてゐるやうに見えた。太い糸をタティングレースで使ふと、スティッチがふつくら大きくていいなあ。今度エミーグランデをひつぱり出してくるかなあ。
実際にTVで見たりすると、やつぱり自分でも作りたくなるのが人情といふことで、こんなやうなことをやつてゐる。
Jon YusoffのTatted Snowflakes Collectionに掲載されてゐるモチーフだ。
この本の中では一番気に入つてゐるThe Twirlyといふモチーフである。
糸はLisbeth #40 の Scottish Thistle。
作つてどうしやうといふ気はいまのところない。
シャトルはAerlit。
慣れてくるとかなり使ひやすい。以前も書いたけれど、おそらく薄いのがいいんだと思ふ。その分ボビンに巻ける糸の量は減るが、まあそこはtrade offだ。
もとから先端にかぎ針のついたシャトルを使つてゐるからかもしれないが、かぎ針部分も邪魔にならないしね。妙なところで糸をひつかけて持つてきてしまふといふこともない。
しつぽについてゐるボビンをさして糸を巻く部分は、ここを持つてシャトルを扱ふこともできるので、切らない方がいい。オプションは多い方がいい。
Aeroのシャトルはここを切らないとどうにもならないこともあるけどね。
やつがれの手はちいさい方だし、なにより不器用なことでは人後に落ちない。それで使ひやすいと思ふのだから、いいシャトルなんだらう。
などといひながら、気がつくとGR-8 Shuttleに戻つてゐるのは、まあ、お約束だから仕方がない。
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