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Friday, 17 May 2013

冬物をかたづけなければ

そろそろ冬物を片づけなければ。
いつのまにかそんな時期になつてゐる。

をかしい。
つい最近まで家の中でふるへてゐたのに。
この冬はとくに冷えた。
なんかもう、自宅にゐてがまん大会のやうになつてゐた。
もちろん、暖房機器はあるし、使つてもゐた。
とは云ひながら、なぜか電気代が高いし、ちよつと使用をひかへてしまつた、といふこともある。

いづれにしても、寒かつた。
あの寒さを、なんとかして夏の暑さに還元できないものだらうか。
そんな、愚にもつかぬことを真剣に考へてしまふほど寒かつた。

冬物のかたづけといつて、買つたコートやジャケットは、クリーニングに出せばいいのだが。
問題は、自分で編んだものである。

自分で編むものつて、増殖するんだよね。
この秋冬は、なんと着るものを二着も編んでしまつた。
編みやすくて心地いいニットのふだん着」からヴェストを一着。
毛糸だま 2012年 冬特大号」からマーガレットをヴェストにかへて一着。

まさかこの自分が着るものを編むやうになるなんてなあ。

どちらも、この冬よく着た。
おもに自宅で、だけど。
だつて、冷えるんだもん。

そのまへの秋冬には「着こなし上手のニットのふだん着」からカーディガンを編んだ。
これもよく着た。
おもに自宅で。

いづれも編んでゐて楽しかつたし、着てあたたかいし、編んで正解だつたな、とは思ふ。
しかし、どうやつてかたづけたらいいのだらう。

まあ、とりあへず洗ふよ。
洗ふときは、アクロンでみづから洗ふ。
みづからといつても、洗濯機のクリーニングモードとかで洗ふわけだが。
そこまではいい。
問題は、干すときなのだ。

これまでは、編むものといつて、大きいものはショールていどだつた。
ショールは、とりあへず長くのばして干せばいい。
厚いといつてもたかが知れてるしね。
メビウスの輪になつてゐるものは、時々かさなつてゐる部分を動かす必要があつたりはするが、でもまあ、たかがしれてゐる。

問題は着るものだ。

どうしても、重なる部分が出てくるんだよな。
しかも、三着もある。
むむー。

釣具売り場にでも行つて、網を買つてくればいいのかなあ。
以前、ヴォーグだかで、そんなやうなセーターを干す用具が出てゐた。
その時に「釣り具屋さんに行けば、ああいふの売られてるよ」とも教へてもらつた。
そのころから「いいな」と思つてゐるのだが、買つたことはない。
着るものを編まなかつたからだ。

なんで着るものなんか編むんだよ、やつがれ。

これまでは、五月の連休中、天気のよく乾燥した日を選んでマフラーやショールの類を「えいやっ」と洗つてゐた。
去年は北欧に行つてしまつたので、結局七月くらゐに洗つてしまつた。
今年も着るものに関してはさうなるかなあ。
もうこれ以上、着るものを編んではいけないだらうか。
とほほ。

教訓。
着るものを編むときは、かたづけるときのことも考へないといけない。

とか云ひながら、「風工房のシンプル夏ニット、こもの」から、「ジレ」とは書いてあるものの、「ヴェスト」だらう、と思つてゐるものを編みたいと思つてゐるのだつた。

懲りないなあ。

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