Tatted Bookmarks
栞ばかり作つてゐる。
作つてるだけ、ましかな。
そんな気もする。
昨日のエントリで、くつ下を「あまちゃん」を見ながら編んだと書いたが。
今回、BlackMagic in Scottish Thistleは、これまで録画したままになつてゐた「アンパンマン」や「おじゃる丸」を見ながら作つた。
「おじゃる丸」は自分で録画予約したが、「アンパンマン」は録画機が勝手に録画してゐるものである。見始めたらこれが案外おもしろくて、録画されるままに見るうちに、おそらく録画機も「これは見るらしい」と判断したのだらう。ずつと録画しつづけてゐる。
「おじゃる丸」は録画を消化しきれないので、録画しなくなつてしまつたが、たまに録画機が気をきかして録画しておいてくれることもある。
左側の栞は、リハビリのためにちよいと太めの糸で作つてみたものだ。Lisbeth #20を使つてゐる。
リハビリなのに、シャトル二つ遣ひにしてしまつて失敗した、とは、以前書いた。
一応、表裏がはつきりするやうに、下段は表目と裏目の順番を入れ替へてみた。最後を表目で終はると糸の向きがをかしくなるので、最後半目余分に裏目を入れてゐる。
そこまで気にするか、といふ話もあるのだが、まあ、その時の気分だから仕方がない。
この栞はすでにいくつか作つてゐる。スプリットリングの練習にはいいんぢやあるまいか。
右の栞はMary Koniorの_Tatting with Visual Patterns_に掲載されてゐるBlack MagicをLisbeth #40のScottish Thistleといふ色合ひで作つてみたもの。
アザミはスコットランドの国花である。
昔、奇襲をはかつたヴァイキングたちがアザミを踏んでその棘の痛さに聲をあげてしまひ、作戦に失敗した、といふ伝説があるのらしい。足音を消すために裸足だつたといふが、まあ、伝説は伝説である。
この糸自体は緑色も紫色もおだやかな色合ひで、いい感じだ。なんとなくすつきりした印象もあるしね。
この栞こそ、何回作つたかわからない。
そして、一度たりともきちんと作れたことがない。
うーぬー。
どうも、両端の部分がうまくできない。
またリヴェンジしなければ。
それと、Black Magicの方は、栞にはチトてろんとし過ぎてゐるかもしれない。
栞なんだから、もつとしつかり作つた方がいいやうな気がする。
Jane's Bookmarkの方は、ちよつと意識してしつかりめに作つてみたつもり。糸が太いからとくに意識しなくてもそれなりにしつかりしたのかもしれない、といふ話もある。
ここのところ毛糸でばかりタティングをしてゐるが。
しばらく綿のレース糸に戻るかなあ。
これから暑くなるしな。
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