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Monday, 01 April 2013

2013年3月の読書メーター

2013年3月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3526ページ
ナイス数:4ナイス

仲蔵狂乱 (講談社文庫)仲蔵狂乱 (講談社文庫)感想
単行本の出たころ冒頭を読んでイヤな予感がしてそのままおいた。十年を経て、予感の正しかつたことを知る。田沼意次いい人話にはちよつと食傷気味だなあ。たまには悪くて悪い田沼意次を見たくなるよね。
読了日:3月1日 著者:松井 今朝子
漢詩を読む 3-白居易から蘇東坡へ漢詩を読む 3-白居易から蘇東坡へ感想
左遷されない人はゐないのか、と思ふくらゐ、みな左遷されてゐる(司馬光はされなかつたらしいけど、それでも職を辞したことがある)。多少の不遇は気にすることないつてことなのかな。でも今の世の中、一度流されたらなかなか戻つては来られないし、そもそも、ここに出てくるやうな人はみな優秀な人ばかりだし……などと、憂ひたりもする。この本では、さうした詩人の境遇がわからないと詩の鑑賞はむづかしいと云ふてゐる。でもそれはどうかな。さうとばかりは云へないと思ふのだが如何に。
読了日:3月5日 著者:宇野 直人,江原 正士
蘇東坡100選 (NHKライブラリー―漢詩をよむ (128))蘇東坡100選 (NHKライブラリー―漢詩をよむ (128))感想
晩唐より後の詩とか詩人に興味はないはずだつたんだが、食はず嫌ひはいけない、といふことか。しかし、左遷多過ぎて泣けるわ。詩の解釈としては、それでも明るい、といふのが多いけど、ほんたうにさうなのかなあ、とか、つい深読みをしたくなる。
読了日:3月8日 著者:石川 忠久
春秋左氏伝  ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫)春秋左氏伝 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫)感想
かつて挫折した左伝も、これならなんとかなるかと思つたが、やはり手強かつた。あるいは「左伝は苦手」といふ意識のなせることであつたか。洩冶はほんとにアホなのか。上司がアホやから野球できんのか。あ、それはまた違ふか。これから本物に挑戦する、かのう。帯の「三国志の関羽の愛読書」といふ惹句にはウケた。これで買ふ人つてゐるんだらうか。
読了日:3月9日 著者:安本 博
仮名手本忠臣蔵 (岩波文庫)仮名手本忠臣蔵 (岩波文庫)感想
評判記がおもしろい。これによると、栄屋が定九郎のこしらへを変へたのは、初役のときではないとある。ほほう。
読了日:3月14日 著者:竹田 出雲,守随 憲治
随筆 本が崩れる (文春新書)随筆 本が崩れる (文春新書)感想
「本が崩れ」てもいいのは、仕事だから。趣味ていど、それも、「別にそんなに本好きなわけぢやないし」つてな人間がやつてはいけない。さう理解したので、明日から本の山の整理をしたい。さう、明日から……
読了日:3月16日 著者:草森 紳一
ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法感想
「寝たいときは寝たいだけ寝ればいい」。なぜさうできないのか、と考へて、やはり世間のルールにしたがつてゐるからなのかなあ、といふところに行き着く。そもそも、なんでもないのに常に眠たいといふのが、なにかのサインなのかもしれない。読んでそんな気分になつた。裏表紙に「ニートチェックシート」なるものがついてゐるが、ちよつと中途半端な結果になつた。 ニートになるにも友人は多くないといけないのらしい。といふことは、世間のルールにしたがつて生きていかないとダメなのかもしれないなあ。
読了日:3月20日 著者:pha
「悪意の情報」を見破る方法 (ポピュラーサイエンス)「悪意の情報」を見破る方法 (ポピュラーサイエンス)感想
云つてることはわかるんだけど、でもいざといふときにはやつぱりダマされちやつたり、自分の都合のいいやうに考へたりしちやふんだらうなあ。だつて人間だもの。
読了日:3月22日 著者:シェリー・シーサラー
The Icarus Deception: How High Will You Fly?The Icarus Deception: How High Will You Fly?感想
「Artistたれ」「Connectせよ」といふことだと思ふんだが、つい最近読んだ「ニートの歩き方」に非常に近い部分がある気がした。もちろん、この本の著者は「ニートたれ」とは云つてはゐないんだが。
読了日:3月27日 著者:Seth Godin
漢魏六朝の詩〈上〉漢魏六朝の詩〈上〉感想
最近読んだ漢詩の本が蘇軾だつたので、なんだかいろいろすごく新鮮だつた。たまにはかういふ、ある時代から千年近く前の時代の詩なんかを読んでみるのつていいかも。それにしてもやつぱり曹操は詩人なのであつた。
読了日:3月28日 著者:石川 忠久
英雄三国志 1 義軍立つ (集英社文庫)英雄三国志 1 義軍立つ (集英社文庫)感想
「英雄ここにあり」と「英雄生きるべきか死すべきか」は最初に読んだ演義翻案もの。柴錬三国志の第一巻として、柴錬らしさ満載。たとへば、董卓の専横の一環として描かれる宦官の量産や、池の鯉をいぢめる貂蝉のくだりは、如何にも柴錬。さう、「三国志演義」といふよりは、「柴錬の小説」なんだよなあ。
読了日:3月31日 著者:柴田 錬三郎

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