透かし編みのくつ下
やつとできあがつた。
三國万里子の「編みものこもの」に掲載されてゐる透かし編みのくつ下である。
編みはじめたのが今月の二日で、編み終はつたのが二十日。
二週間以上もかかつたのかー。
うーん、やはりどこか調子が悪いのかもしれない。
普通だつたら、一週間くらゐで編めさうだからだ。
使用した糸は、指定とほりクイーンアニー。
針は、指定より一号下の三号棒針。指定とほり四本で編んだ。
しかし、このくつ下は五本の方がいいはずだ。さうすれば一模様一針になるから編みやすくなると思はれる。
針のサイズを一号下げたのは、きつく編むためだが、これがなかなか編み進まない理由だつたかもしれない話は以前書いた。きつく編んでも楽しくない。編み地はあるていどやはらかい方が好きだ。
でもまあ、おかげでくつ下としてはしつかりした出来になつたと思ふし、書いてあるのに近いサイズにできあがつたんぢやないかな。
作り目はTwisted German Cast-on。履き口から編むときは、一目ゴム編みと二目ゴム編みのときはゴム編みの作り目ではじめるが、それ以外のときはTwisted German Cast-onを使ふことが多い。なんとなく、伸縮性がある気がするからだ。
かかとだけは指定と変へて、Eye of Partridge stitchを使つてみた、といふ話も以前書いたな。こんな感じである。
この編み方、好きなんだよね。ななめに模様がうきあがる感じがいい。
この写真だとわからないか。でもまあ、編んでて楽しかつたからよしとしたい。
このくつ下の出番は、今度の冬だらうなあ。いまとなつてはもう履かないだらう。
中細毛糸で編んだくつ下ならまだ履くかなあ。
いまも、この冬編んだMonkeyを履いてゐるし。
編みたい気がないわけぢやないんだが、いま、ほんたうになにも編む気にならない。
実は、このくつ下を仕上げたあと、即「素敵にハンドメイド」三月号に載つてゐた三角ショールを編みはじめたのだが、全然気分が乗らないのだつた。絹糸だからいけないのかなあ。むう。
Vortex Shawlの伏せ止めも細々とつづけてゐる。
昨日やつと半分を超えた。
早く仕上げたいんだがなあ。
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