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Friday, 29 March 2013

カンダミサコのdumi その後

カンダミサコ dumi

カンダミサコdumiを愛用してゐる。
先月の頭に届いて、あれからほぼ二ヶ月、かなりのヘヴィーローテーションで使つてゐる。
手元にとどいた直後のことはこちらに書いた。
頻繁に使ふ理由は、もちろん使ひやすいからだ。
どう使ひやすいのか、といふと、まづ、見た目よりもものが入る。ものが入るわりにかさばらない。休みの日なんかはこれひとつで十分。
なにを入れてゐるかについては、上記リンク先に写真を載せてゐる。

先週は一週間休ませたが、三日以上持たなかつたのはこれがはじめてかもしれない。

最初の一週間は毎日持つて出かけてゐた。一週間もたつと、革がふんはりとやはらかくなつて、ちよつと握つたときの感触がたまらなくなつた。
この感触はいまも変はらない。

艶の方はまだまだ、かなあ。
もともと持つてゐたシュランケンカーフのかばんの艶が結構出てきてゐるので、ついくらべてしまふからかもしれないが、dumiはまだまだこれから艶が出てくるものと思はれる。

dumiは、写真からわかるかと思ふが、薄い長方形の袋を半分に折つて、折り目(のちよつと脇)にファスナーをつけた形になつてゐる。
二つに折れてゐるので、中がふたつにわかれることになる。
ファスナーはうしろ寄りについてゐるので、すぐ取り出したいものはうしろ、それほど出番の多くないものは手前に入れる。
ファスナーの位置から、手前に入れたものは、ファスナーを目一杯開いても飛び出したりはしない。それでゐて取り出しにくいといふ感じはしない。

休みの日は、手帳(現在はMoleskineのポケットサイズ)と文庫か新書を入れる。
前回のエントリ時にdumiに入れて持ち歩くものの写真を載せた。ここに映つてゐる本は、WILDSWANSの文庫カヴァをつけた橋本治の「大江戸歌舞伎はこんなもの」。269ページといふことで、そんなに分厚いわけではないが、さりとて薄いとも云へぬと思ふ。これが入る。Moleskineをあきらめれば、文庫のもう一冊くらゐは入るだらう。

出勤時は別にネコリュックやトートバッグをあはせるので、本やMoleskineはそちらに入れるのだが、dumiに一緒に入れると、板代はりになつて、これがまたいいのだつた。

先日のエントリにも書いたが、dumiは実物を見ないで注文した。dumi miniは見たんだけどね。最初はdumi miniにしやうと思つてゐて、でもカンダミサコのサイトを見て、大きめのdumiのあることを知つて、さんざん悩んでdumiにした。
それで正解だつたと思つてゐる。

dumi miniは浅い分、もつと中のものを整理しやすいだらうし、取り出しやすからうとは思ふのだが、多分、荷物の多いやつがれの場合は必ずほかになにかしら手提げなどが必要になる気がするからだ。
とはいつても、dumi miniも、ねえ、よかつたんだよねえ。

いづれにしても、今後もdumiはメインのかばんとして使ふていくことだらう。

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