Endless Shawl Knitting
あひかはらずVortex Shawl (Rav)を編んでゐる。
今月の二日に編みはじめて、やうやく終はりが見えてきたやうな、さうでもないやうな、そんな状態だ。
SchaeferのAnneといふ毛糸を二玉使ひきるつもりではじめて、やつと二玉目の終はりが見えてきた、そんな状態である。一玉だいたい113gとのことなので、二玉だと225g前後といつたところか。
寒いうちに仕上げたいといふ気持ちはあつて、日々せつせと編んではゐるのだが、如何せん、一周編むのに10分以上かかるやうになつてきて、なかなか進まなくなつてゐる。
編みかけのショールほど見たときにたのしくないものはさうさうないのだが、まあ、こんな感じ、といふことで。
色は、編みはじめたころ掲載した写真の方が実際に近い。Rosewoodといふ色合ひで、橙色と茶色の中間色がまだらになつてゐる、といつた感じかと思ふ。
いい色なんだがなあ。春先にはもう向かない色だらう。
こんな調子で、円形ショールはもうしばらくはいいかな、と思つたりもする。
その一方で、次も円形ショールを編まうかなあと思つてゐたりもする。
去年、ヘルシンキに行つたときに買つてきた糸で、PI Shawlを編みたいんだよね。
PI Shawlはこれまで二回編んだことがあつて、最初はメリヤス編み、二回目は何段かに一度かけ目減らし目で穴を開けたもの。
さらにもつとレース模様つぽいものとか、Elizabeth Zimmermann生誕百周年記念といふことで、PI Shawlをもとにデザインされたショールとかもあつたりする。
次に編むつもりのデザインは、二回目と同じ、穴の開いたショールにするつもりだ。
もしかすると編んでゐるあひだは退屈するかもしれないが、できあがつたときのレースつぽいけどレース過ぎない感じが好きだからだ。
レース編み、楽しいんだけどね。普段使ふにはちよつとね。
今編んでゐるVortex Shawlも、レーシー過ぎないところがいいなと思つて編みはじめた。
しかし、ここまで大きくなつてくると、ただひたすらメリヤス編みだけをしてゐる部分が長過ぎる。
TVなんかを見ながら編む分にはいいんだけどね。最近TV見ないしね。
去年の八月くらゐから、電気代のあまりの高騰におどろいて、いろいろ考へた結果、TVを見るのをやめるしかない、といふところに行き着いて、以来、ほとんど見なくなつてしまつた。
今日、午後六時四十五分からNHKの地方局ニュースを見て、七時からのニュースを見て、「ダーウィンが来た」を見てゐる途中で、TVからの音がうるさすぎてそれ以上見てゐられなくなたつた。
NHKの番組がうるさかつたら、民放の番組はもつと見られないだらう。
そんな気がする。
一番長時間TV番組を見るのは、日曜の朝で、朝からお昼くらゐまで見る。
でも、中心は将棋番組だからね。うるさいわけがないのだつた。
……まあ、解説が加藤一二三九段だつたりするとさうでもないかもしれないが、加藤先生は気にならないからなあ。
そんなわけで、この先このショールがどれくらゐすすむのか、チト不安ではある。
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