レッグウォーマを編む
生まれてはじめてレッグウォーマを編んでゐる。
毛糸はパピーのブリティッシュエロイカ Col.146。
パターンはKnit PicksのCabled Legwarmers。
こんなパターン、いつ入手したんだらう。
ゴム編み部分は9号針、縄編み部分は11号針で編んでゐる。作り目にも11号針を使つた。二目ゴム編みどめは、かぎりなくゆるくやつてみた。
いままでレッグウォーマを編まずに来たのは、
- 脚の太さが尋常ではないから
- レッグウォーマなんてそれほどあたたかくないと思ひこんでゐたから
脚の太さが尋常ではないので、ちよつとレッグウォーマなんぞして人前には出られないな、と、これはいまでもさう思ふてゐる。実際、外に出るときにレッグウォーマがほしいな、と思ふことはそれほどない。どちらかといふと、くつ下の上に直に履くものがほしいなあといふ気がすることもあるが、でも、だつたらくつ下でいいんぢやない、といふ気がしてゐた。
レッグウォーマだと、足先は覆はないので、そんなにあたたかくないんぢやないか。これもまた、だつたらくつ下を編めばいいんぢやあるまいか。さう思つてゐた。
ところで、躯をあたためるには、「首」とつく部分をあたためるといいといふ。
首はもちろん、手首、足首をあたためると、躯全体があたたまるのらしい。
首には普段ネックウォーマのやうなものをしてゐるし、手首には指無し手袋がある。
だが、足首にだけはなにもない。
くつ下を履いてはゐるけれど、それだけでは耐へ難いほどに家の中が冷えてゐる。
足首をあたためるには、レッグウォーマはどうだらうか。
あるとき突然さうひらめいた。
手元には、ブリティッシュエロイカ。
六玉あつて、それだけあればまちつとべつのものも作れるんではないかといふので、いままでなかなか使へずにきたが、使はないより使つた方がいいんぢやないか。
そんな気がして出してきた。
片方編み終はるのに、一週間ほどかかつてしまつた。
さして複雑な模様といふわけでなし、なんでこんなに時間がかかるのか、ちよつとわからない。
普段より使つてゐる糸も針も太いから、それで取り扱ひに難儀してゐるのかな。
ブリティッシュエロイカは、縄編みするのにはとてもいい気がする。編みやすい。縄編みのセーターとか、編んでみたいなあ。
片方編み上がつたので、早速履いてみた。
履いてゐるのとゐないのとでは、やはり全然ちがふ。
全然ちがふが、でもやつぱり足先はあたたまらないなあ、あたりまへだけど。
はやくもう片方も編み終はりたいのだが、なぜかなかなか進まない。
毎日こつこつ編むしかないか。
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