スケジュール帳は日曜はじまり
スケジュール帳は、日曜はじまりにかぎる。
世の中の手帳は、月曜はじまりが多い。
欧米の手帳がさうだし、仕事は月曜からはじまるからだらう。
ならば月曜はじまりでもいいぢやあないか。
やつがれも以前はさう思つてゐた。
ダメだな、と思つたのは、カレンダーを見ながら予定を書き入れてゐたときのことであつた。
日本ではカレンダーはほぼ例外なく日曜はじまりである。
そのカレンダーを見ながら手帳に予定を書き込むと、気をつけてゐないと書き込む日付がずれてしまふのである。
カレンダーは日曜始まりで、手帳は月曜はじまりだからだ。
以来、ほぼ日手帳は日曜はじまりを買ふやうにしてゐる。
今年はほぼ日手帳カズンも使つてゐるので、月間予定表に書き込むときは、毎回かなり注意をしてゐる。紙のスケジュール帳はバックアップなので、そんなにキリキリする必要はないんだがね。
それにしても、なぜカレンダーは日曜はじまりなのに、手帳は月曜はじまりが主流だつたりするのだらうか。
上にも書いたけれど、欧米の手帳がさうだからか。
あるいはかうだらうか。
なぜカレンダーは日曜はじまりなのか。
カレンダーさへ月曜はじまりなら、スケジュール帳だつてそれでかまはないのに。
いつそ、カレンダーも月曜はじまりを増やしてみたらどうだらう。
反発をまねくだけかな。
でも、土曜日は青、日曜日は赤で印刷すれば、受け入れられるんぢやあるまいか。
長年の習慣は、さうかんたんには変はらないかな。
日曜はじまりに馴れた人々から総スカンを喰らつて終はりだらうか。
カレンダーとスケジュール帳と、まちつと互ひに歩み寄つてもいいんぢやないかと思ふんだがねえ。
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