レースのヴェストと年末雑感
今年最後に完成したのがこのマーガレット……と本にはあるが、やつがれとしてはヴェストのつもり。
「毛糸だま2012冬特大号」に掲載されてゐる岡本真希子デザインの作品だ。
「毛糸だま」から編むのは久しぶりだなあ。久しく毛糸だまは「見て楽しむもの」になつてゐた。
今号の「毛糸だま」では、編み込み模様のミトンなんかも編んでみたいんだけど、編むかなあ。
この冬のあひだに編みたいと思つてゐるのは、メビウスショール。この前編んでやはりこの形がいいなあと思ふからだ。
かういふ模様で、ここで増減して、といふ構想はできてゐる。
使ふ毛糸も決めてゐて、針のサイズで悩んでゐる。
毛糸は、リッチモアのパーセントグラデーションを以前四玉ほど買つてゐて、はふつたままになつてゐるのでそれを使ふつもり。
レース模様なので、すこし太めの針を使ふか、それともラベルに書かれてゐる針にするかでチト迷つてゐる。
でもまあ、着手するのは年明けだらうな。
とりあへずこのあと二日まではタティングレース三昧のつもり。
といふか、まあ、手藝系はそんな感じかな。結んでばかりゐることもなからうし。
えー、今年は例年にくらべて毛糸もあみものの本も買はなかつた。と、思ふ。
しかもたいして編んでない。
たいして編んではゐないが、ヴェストとか着るものを編んでゐるといふのが例年とチトちがふかな。
去年はカーディガンを編んで、これが結構あたたかくて重宝してゐる。それで着るものを編んだ、といふのもあるが、ひとつには「自分でもこんな大きいものを編めるんだなあ。しかもとじはぎもあるものを」といふのがわかつた、といふのが大きいのかも。
夏にはあの暑いのにRavelryのオリンピックイヴェントに参加してMother Earthのシェットランドでかぎ針編みのちいさいショールを編んだつけか。あれはつらかつた。シェットランド、もけもけしてて暑さ倍増だつたんだよなあ。でもこんな機会でもないともう絶対編まないと思つたんだよなあ。
ああ、かぎ針編みもしたい。
あと、またくつ下編みに目覚めてしまつた、といふのもあつたか。
「ハリーの災難」転じて宇宙戦艦ヤマトくつ下を編んだのがきつかけだつた。
ちやんとハリーの災難つぽいくつ下を編みたいのだが……毛糸を探す旅からはじめんといかんな。
九月に神戸に行つたをり、ドヰ手芸でリッチモアのマイルドラナに、それつぽい色があるなあとは思つたんだが。ドヰ手芸の毛糸売り場は地下だからね。太陽光の下ではどういふ色になるのかちよつと想像つかなかつたのでその場ではあきらめたのだつた。
で、その後、もう不要といふのにくつ下をさらに二足編んでゐる。
くつ下毛糸はまだうなるほどあるので、今後も編むことだらう。
まあ、くつ下を編まなくてもいいんだけどさ。
この秋以降、「縄編みがしたい縄編みがしたい」と云ひつづけて、結局してゐない。
縄編み模様の入つたくつ下でも編むか、と思つたが、なぜかテクスチャ系とかレース模様になつてしまつてゐる。
ここのところ編み込み模様が編みたい病も発症してゐる。
どうしたものやら。
しかも、編まうと思つてゐるメビウスショールは縄編みでも編み込みでもないのだ。
世の中、なにかとままならぬのう。
まあ、来年もきつとそんな感じであらう。
とりあへず、目標は、手持の毛糸を使ふことと、手持の本を使ふこと。
そんな感じでひとつ。
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