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Thursday, 13 December 2012

日本語は縦書きにかぎる

ここ一週間ばかり、なにも書く気がしない。
「blog、更新してるぢやん」といはれるかもしれないが、手で書く方がからきしなのだ。
まづ書きはじめるまでに時間がかかる。
書きはじめて、つるつると書けることもあるが、なんだかつまつてしまふことの方が多い。

中村屋の訃報の衝撃が大き過ぎるのか。
それもあるかとは思ふが、ほんたうの衝撃は、もつと未来にやつてくるのだと思つてゐる。それも、かなり長いことつづくであらう。そんな気がする。

まあきつと、今は調子の波の落ちてゐる時期なんだらう。
落ちてはゐても、たとへばc.o.u.で買ひもとめたWILDSWANSのOWLにつつんだMONOKAKIに、大橋堂のペンをあはせたときなんかは、なんとなく書けたりはする。

こちらで書いたとほり、フォルカンに入れるインキが決まらぬままなので、やはらかいペン先のペンといふと、畢竟、大橋堂のペンになる。
中屋万年筆の細軟もあるけれど、やはらかさといふ点では大橋堂のペンかな。さういふのを選んだし。

ペン先がやはらかいと、書いてゐてうまいこと制御がきかないときがある。
その「うまくいかなさ」をおもしろいと思へることもある。
また、横書きだとその「うまくいかなさ」がどうにもならないことが多いが、縦書きだとかへつていい感じになるやうな気もする。

やつぱり日本語は縦書きにしてナンボだよなあ。
圧倒的に書きやすいもの。
やつがれ世代だと、ノートはもう横書きばかりで、国語以外は全部横書きのノートを使つてきた人ばかりだと思ふ。
それでもなほ、手で書くときは縦書きの方がしつくりくるし、書きやすい。
最近では算用数字とかアルファベットが文中に出てくることも多い。さうなると横書きの方が便利ではある。でもそれは、「便利」といふだけで、書きやすさとは微塵も関係ない。

できれば、縦書きで暮らしたい。
でも世の中のノートや手帳は横書き用にできてゐる。
職場で縦書きで書いてゐたら、個人的なことを書いてゐると思はれるだらう。
住みにくい世の中になつたものだ。

と、思つたりするところが、波の落ちてゐる証拠なのかもしれないなあ。

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