寒いのだから編めばいいのに
寒い。
確認すると室温が六度。
ストーブをつけるが、例年この時期こんなに寒かつたらうか。
さう思つて見てみたら、去年のいまごろ「室温七度」などと書いてゐたので、まあ、こんなものなのだらう。
こんなに寒いんだから、どんどん編めといふことだよな。
そんな風に思ふが、なかなかさういふ気分にならない。
11月最後の土曜日に、「毛糸だま 2012年 冬特大号」に掲載されてゐる作品を編まうとパピーのプリンセスアニーを買ふてきたのだが、手つかずのままである。ユザワヤのいふ「中型店」で購入したのだが、なんだか在庫が少なくてな。種類はあるが、ひとつの色で10玉とかそろつてるのがなかなかなくて、やつと、「まあこの色だつたら、いいか」といふのを8玉ほど買つた。
先日、新装早々の蒲田店に行つたときは、種類も色もかなりそろつてゐて、「毛糸の棚、見やすくなつたなー」と思つたんだがな。やはり蒲田まで足をのばすべきであつたか。
いや、あれは、「もう毛糸は買ふな」といふお告げだつたんだな。多分。
なぜあのときに気づかなかつたのだらう。
それはさておき。
それでもまあ日々ちよこちよこ編んではゐる。
編んでゐるのは、Monkey。
この週末に、片方できあがつた。
うーん、やはり、ほかの人々の編んだもののやうなすばらしさがない。
たるんでるから? それはあるかもしれない。
履いたらいい感じになるかな。
しかし、このくつ下を履くのはいつのことになるだらう。
この前編んだくつ下も一度試し履きをしてそのままだといふのに。
くつ下完成の極意は、片方編み上がつたらすかさずもう片方を編み始めること、だ。
手袋も同様。
これで、やつがれは十中八九なんとかできてゐる。
以前も書いたが、途中で投げ出すくつ下といふのは、最初の片方で挫折することが多い。
一足同時編みをしてもいいんだが、なんとなく四本針とか五本針で編むのが好きなんだよね。
ぢやあ二重編みの応用で一足同時に編んだら、といふ話もあるが、それもあまり好きではない。
一足同時編みは久しくやつてないので、次あたりはやつてみるかなあといふ気もしないではないのだが。
……つて、まだ編むのかね、くつ下を。
もう片方の進み具合はこんな感じ。
先はまだまだ長いのう。
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