タティング・リハビリ・プログラム
先週、我が身にふりかかつた悲劇についてはここに書いたとほり。
悲劇、といふか、まあ、不器用な人間にはまま起こりがちなことではある。
昨日も書いたとほり、先週末京都に行つて、そのあひだにこちらに書いたShawl-to-beがすこし進んだ。
とりあへず、モチーフをふたつつなぐことができたので、それぢやあリハビリテーションでもはじめるか、と、昨日作りはじめたのがこれ。
Kersti Anear の Floral Tatted Bookmark である。
これももういくつも作つてゐるんだが、
- リハビリ用に
- 小さいもので
- チェインの長いもの
タティングシャトルは先週も使つたPop-a-Bobbin-Tatting-Shuttle。これはかぎ針部分の改良されたタイプ。
リハビリといふことで、それなりに慎重なせゐか、とりあへず先週のやうな惨状にはいたつてゐないが、「リハビリ中よねー」といふ出来であることはかくせない。
といふか、やつがれはいつでもこんな感じだよ。
自分は、不器用ですから。
糸はLisbeth #40のWildflower Gardenといふ色合ひ。九月に神戸に行つたをり、ドヰ手芸で購入した。
なにも神戸まできてLisbethでもあるまい、と思つたが、なんだか買ひたい気分だつたんだらう。
買ふてきてすぐ、こんなものも作つたのらしい。「タティングレースのアクセサリーとこもの」に出てゐるモチーフである。
栞を作りはじめたのだつたら仕上げればよいものを、昨日、荷物がとどいたので、はじめてしまつたのがこれ。
Mary Konior の _Tatting with Visual Patterns_ に掲載されてゐる Masquerade といふモチーフだ。
糸はLisbeth #40 の Pink Cocoa。なにを思つたのか、この色合ひの糸を複数購入してしまひ、途方にくれてゐる。使つてみたら、いい色だな、とは思ふたけど。
Aerlit Tatting Shuttle は、世情のうはさよりは使ひやすいかな、といつたところか。すくなくともAeroのシャトルよりはずつといい。シャトルの薄さと長さがやつがれの手にあふのだらう。
ボビンがしつかりはさまれてゐるのも使ひやすい所以のひとつだと思ふ。
そのせゐで、ボビンを動かすときにかなり大きい音がするのがチト気になる。ボビンをしつかりとholdするためには仕方がないことと思ふ。これもいづれゆるんでくるんだらうな。たしかどこかにAeroのシャトルでおなじやうなことが発生したときの対処法があつたはずだ。探しておかう。
糸がストロベリーチョコレートなおもむきなので、シャトルはペパミントチョコレートなおもむきのものを合はせてみた。
そんなわけで、Pink Cocoaがたくさんあるので、これもすこし大きなものになる予定。
しかして、予定は未定であつて決定ではないのであつた。
ちなみに、Shawl-to-be の進捗具合はこんな感じ。
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