ブロカーズトートを使ひはじめて三日
芝居見物に一日、通勤に二日、計三日間ブロガーズトートを持ち歩いてみた。
そこで思つたことは、
- よく取り出すものと大切なものは入れる場所を決める
- あとはテキトーにはふりこむ
まあ、まだ使ひはじめて三日なので、これも今後変はつてくるかもしれない。
でも、いまのところはそんな感じ。
この三日のあひだにも、多少の試行錯誤はあつた。
たとへば、定期券入れを入れる場所。
やつがれの定期券入れはカラビナなどにつなげられるやうな出来になつてゐない。
そこで、最初の日は商品Webページではスマートフォン入れといふことになつてゐるポケットに入れてみた。
iPhoneは小さい方……といふても十分な大きさのある内ポケットに入れることにした。
このポケット、かなりの深さがある。持ち歩くまへはiPhoneをさがすやうになるのではあるまいかと思つてゐたが、そんなことはなかつた。
おなじポケットにほかのものを入れてゐないせゐもあるかとは思ふが、手で探るだけですつと取り出すことができた。
そんなわけで、二日目からは、スマートフォン入れにiPhoneを、内ポケットに定期券入れを入れるやうにしてみた。iPhoneの方が取り出す機会が多いからである。
ファスナーつきの内ポケットの中にまたファスナーつきの小さなポケットがふたつあるといふのもいい。
中のポケットの小さい方が社員証を入れるのにぴつたりなのだ。まるであつらへたやうである。
そんな風に、いい感じで使へてゐる。
贅沢を云ふと、内袋の色は紺ではなくて、もつと明るい色だつたら中を見やすいのになあ、と思はないでもない。
しかし、ブロガーズトートにはそれをおぎなつてあまりあるものがある。
それは、右側にかばんを持つ人間への配慮が随所にある、といふことだ。
世の中、大抵のかばんは左側に持つことを前提に作られてゐる。
しめた状態だとファスナーの引手は、左側に持つたときに手前にくるやうについてゐるかばんがほとんどだ。
引手がダブルのファスナーのかばんでも、内ポケットのファスナーは右側に持つたときに後ろ側にくる。
ル・ボナーのパパスショルダーも、作り手の方はかばんを右側にかけるといふのだが、ほかのかばん同様左側に持つたときにファスナーが手前にくるやうにできてゐる。
昔から、これが使ひにくくてね。
話によると、使ひにくいと思つてゐる人は、ファスナーを開けたままにしてゐたりするらしいのだが、それもなんだか不安だ。特に通勤電車の中では。
でも、ブロガーズトートはちがふ。
右側に持つたときに、スマートフォン入れも鍵などをぶらさげるリングも内袋のファスナーも手前にくるやうにできてゐる。
これが、こんなに使ひやすいことだなんて、いままで知らなかつたよ。
プロガーズトート、このままヘヴィーユースになりさうな予感がする。
ブロガーズトートを選んだ理由についてはこちら。
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