How I Wish That I Could be a Hell's Granny
この週末、くつ下を編み終はつた。
パターンはMonkey。
編むのは二度目である。
以前も書いたが、上記リンク先を見たときは、「これは編まないな」と思つたといふのに、Ravelryでほかの人々の編んだものを見たらどれもどれも一々ステキで、「編む!」と編んでみたはいいものの、「……なにかが違ふ」といふ結果になつてしまつた、そんなくつ下である。
それも、前回も今回も、だ。
もしかすると、ぴんと伸びてゐないので、それであまりステキではないやうな感じがするのかもしれない。
糸はOnlineのSupersocke 100はHighland Colorの839。
いつ買つたんだかねえ。
あまりにも昔のことで、もうわからない。
針は1号五本針。書いてあるとほりに片方ずつ編んだ。
そろそろ輪針で一足同時に編んでみたいなあと思はないでもないのだが、なんだかんだいつて四本針とか五本針が好きなんだよね。
さて、土曜日にくつ下を編み終へて、即編みはじめたのがこれ。
毛糸だま2012冬特大号に掲載されてゐる作品だ。
毛糸だまの冬号は、発売してしばらくしてから本屋の店頭で見たところ、なんだか編みたいものがたくさん載つてゐる気がして、「これは買ふ」と思つたものだつた。そのときは、チト荷物がいつぱいだつたんだよね。冬の毛糸だまは、なかなかあなどれないヴォリュームだ。
で、しばらくして地元の本屋で買ひ求めて、家に帰つて見てみたところ……
………………
うーん、やつがれはいつたいなにが編みたかつたんだらう。
いろいろ考へて、とりあへずこれを編んでみやうと思つたのが、岡本真希子デザインのこれになつた。
本には「マーガレット」と書いてあるが、ヴェストつぽい感じがいいかな、と思つた。
ヴェスト、好きなんだよねえ。
初心者向けシェットランドレースとある。
糸もプリンセスアニーで、編みやすい。針の指定は6号だしね。
編んでゐて、「シェットランドレースを編んでゐる」といふ感覚はないが、まあ、楽しいからよしとしたい。
この土日と、一日一玉使ひきつた。
やつがれにしてはめづらしいことだ。たいていはどんなに頑張つても一日に一玉はむづかしい。また、土曜日に一玉使ひきつてしまふと、次の日曜日にはほとんど編まないことが多い。
モンティ・パイソンの「グレバッバ族 (Hell's Grannies)」スケッチ(リンク先動画。0:44くらゐからはじまる)には、一日に30玉編むグレバッバの話が出てくる。かぎ針編みださうだけれどもね。しかし、一日に30玉つてどんな勢ひだよ。
願はくは、グレバッバ族のやうになりたいねえ。
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