今宵のMoleskineはにぢむのう……
Rhodia WebNotebookを使ひ終はつて、MOLESKINEのSTAR WARSのポケットサイズ無地を使ふやうになつてほぼ一週間。
やはりペンを選ぶねえ……
ペン、といふよりは、インキ、だらうか。
現在Moleskineで使へる手持のペンは、プラチナ萬年筆のブルーブラックを入れた中屋万年筆の細軟、パイロットのブルーを入れたキャップレスデシモの極細、セーラー万年筆のスカイブルーを入れたクリアーキャンディの三本。
パイロットの色彩雫とかセーラーのスカイハイ、モンブランのミステリーブラックやロイヤルブルーを入れたペンは全滅。
わづかに、ヤンセンインクのショパンを入れたPRERAがなんとかなつてゐるかも。
全滅といつて、やつがれは筆圧の低い方でもあるし、さらさらつと書けば、まあ裏抜けは最低限に抑へられないこともないのだが、にぢみは如何ともし難い。
むー。選択をあやまつたかのう……
RhodiaのWebNotebookを使つてゐるときと変はつたのは、その場でノートを取り出してメモを取るやうになつたこと、だらうか。
これはいい点だと思ふ。
表紙がかたいので立つた状態でも書きやすい。キャップレスを併用することで、さつと取り出してぱつと書ける。
WebNotebookとキャップレスの極細はあまり相性がよくなかつた。多分、インキフローのしぶいペンなのに、インキを吸ひ込みやすい紙だつたからなんぢやないかと思つてゐる。あと、WebNotebookの書く時にちよつと摩擦の多い感じが苦手だつた、といふのもあるかも。
萬年筆はやめてボールペンやえんぴつを使へばいいぢやないか、といふ話もあるかもしれないが、やはり萬年筆を使ひたいんだよね。理屈でなく。
やつぱりSmythsonに戻るかのう。とりあへず在庫はあるし。
などと云ひながら、Moleskineのノートも在庫が結構あるのだつた。
無地のノートに極細とか細字とかで書いてゐるので、ちんまりした字がびつしり並んでゐるやうな状態。まちつと大きい字を書きたいんだがなあ。
そんなわけで、このノートは長く使ふやうだらうなあと思つてゐる。
罫線入りは罫線入りで好きなんだけど、無地も好きなんだよなあ。字しか書かないくせに。
とりあへず、裏抜けとかにぢみとかはあまり気にせずにがんがん使つていくかな、と思つてゐる。
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