Long, Long, Long
もうこれ以上くつ下とかマフラーとかいらないはずなのだが。
今年もマフラーを編みはじめてしまつた。
それが昨日もちよこつと書いた、「Brave New Knits」に掲載されてゐるLubov Scarfである。
デザイナは、Kathy Veeza。あみものblog界ではGrumperinaといつた方がとほりがよいかもしれない。
Odessaとか、いくつも編んだなあ。
Lubov Scarfはかなり長いマフラーだ。両端は奇数段ごとに三目一度をする模様、中央部は三種類のダイヤモンド柄。
毛糸は九月にユニオン・ウールで購入したROWAN Wool Cotton 4Ply。
日曜日くらゐに真ん中まできたんだつたかな。今は折り返して後半戦に入つてゐる。全494段の、現在300段ちよいくらゐかな。
写真でも首にぐるりと巻いて、両端が長く垂れてゐる。
それくらゐ長い。
さういへば、今年の流行つてどうなの。長いマフラーとか、INなのかなあ。
流行はどうでもいいとは思へども、気にならないといへば嘘になる。
ここ二三年は、cowlといふか、スヌードみたやうなのが流行つてゐて、その前からそんなのを毎冬量産してゐたやつがれはなんだか流行に乗つてゐるやうでチトはづかしかつたものだつた。
さう、流行には乗つてゐてもゐなくても、なんとなくはづかしいものである。
めんどくさいねえ。
目指してゐたのは、Clapotisなのかもしれない。
ちよつとフランス風な感じ、とでも云ふか。
マフラーとしても使へるが、ちよつと小さいストールみたやうな感じ、といふか。
だつたらClapotisを編めばよかつたやうな気もするが、一度編んだことあるし、今の自分の状態からいつて、目数リングをつけかへながら編み進むやうなものを編めるとは思へなかつた。
あー、でもなんとなくClapotisはもう一度編みたいやうな気もするな。前回は極細毛糸といふか合細毛糸で編んだので、今度編むとしたらまちつと太い糸で編んでみたい。
Wool Cotton 4Plyを使ふのははじめてだ。
マフラーを編むことに、最初は躊躇した。
Wool Cottonは洗へなかつた記憶があつたからだ。
確かラベルに「Do not soak」つて書いてあつたやうな気がする。
Wool Cottonでマフラーを編んだことがあるが、おそるおそる洗つてゐた。
ところがWool Cotton 4Plyを見てみたらどうだらう。
「Machine Washable」になつてゐるではないか。
あれ、Wool Cottonもさうだつたつけか。
この事実には編み初めてだいぶたつてから気がついた。
なんだ、ぢやあ気兼ねすることなく使へるぢやん。
といふわけで、早く使ひたいのだが、前述のとほり、まだ中間地点を折り返したばかり。
完成はかなり先のことになりさうだ。
だいたい、この長さのものをどうやつて整形したものだらう。
そんなことを考へつつ、せつせとマフラーを編んでゐる。
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