ボタンがなければ編めばいいぢやない
編みやすくて心地いいニットのふだん着」の一等最初に掲載されてゐるヴェストを編んだ。
使用糸は本のとほり、ハマナカのアランツィード。色も指定の10である。
針も指定のとほり10号。
10月4日仕事帰りに毛糸を買つて編みはじめた。
ボタンがないのでできあがつてゐないが、10日くらゐで写真の状態になつたといふことになる。
前身頃後ろ身頃とも8目増やした。結果、上半分の減らし目の段が四段ほど増えてゐる。
肩まはりはちよつと大きくなりすぎたかなあ。伸縮性のある伸び地なので、あまり大きくしなくてもよかつたのかもしれない。
極太毛糸で編むとこんなに早いのかー。
しばらく中細からせいぜい並太くらゐの毛糸しか使つてゐなかつたやうな気がするので新鮮な気分である。
帽子なんかにはブリティッシュエロイカとか使つてたけど。
ヴェストにも何年か前にデビー・ブリスの極太コットン糸を使つたことがあつたが、こんなに早くはできなかつたなあ。
先日のエントリで、「針と毛糸との相性がいいんぢやないか」といふやうなことを書いた。
今回使つたのは匠の輪針。これでサクサク編めた。
パターンもいいんだらうな、と思ふ。上下でちがふが、下の菱形のテクスチュアな感じがいいんだよなあ。これでネックウォーマとか編みたい感じ。この毛糸、やはらかいし、ざつくりしたネックウォーマもいいかも。
ネックウォーマもいいかも、といへば、結局毛糸は9玉しか使はなかつた。
最初に10玉買つて、後ろ身頃を編み終へた時点で5玉目の途中まできてゐたので、ちよつと心配で2玉買ひたしたんだよね。
買ひ足す必要はなかつた。
ただ、この糸で1玉だけあまつてもどうにもならない気がするので、3玉くらゐあつてよかつたのかもしれない。
といふわけで、おそろひのネックウォーマでも編まうかと思つたのだが。
うーん、これヴェストにあはせるなら、帽子なんだよなあ。ベレーつぽいのがいいやうな気がする。
しかしベレーに3玉は使はないだらうし。
で、Guinanを編みはじめてみた。
こちらは匠の6号輪針で編んでゐるんだけれども、10号で編んだときほどサクサクとはいかない。
やはり針と毛糸の相性つてあるんだなあ。
ところでボタンがないわけだが。
「ボタンがなければ編めばいいのよ」といふことなのかな。
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