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Friday, 21 September 2012

勉強嫌いの手

生まれてこのかた、ペンだこのできたことがない。

学校に通つてゐたころは、それなりにたくさん字を書いてゐたと思ふ。当時は絵を描くこともあつた。
だが、ついぞペンだこをこの指に認めることはなかつた。

さうだなあ。考へてみたら、これまで生きてきて、それなりに字は書いてると思ふんだよなあ。
一応、日々ほぼ日手帳にみつしり字を埋めてるしなあ。
多分、平均よりはずつと書いてるんぢやないかと思ふ。
でもたこはできない。

筆圧が低いから、といふことには前々から気づいてゐたけれど、実際に測定してもらつて明らかになつた。
書いてゐるあひだ、測定できない部分があるくらゐ、筆圧が低い。
そらーカーボン用紙が苦手なはずだよな、とは、以前も書いた気がする。

最近、またその筆圧の低さをつくづく感じることがあつた。
職場での引越しで、ラベルにマジックで自分の名前や中身を書くことがあつたのだが、自分以外の人はみな、音をきゆつきゆつ立てながら書いてゐるではないか。
実はかねてよりこのマジックの「きゆつきゆつ」いふ音が苦手だ。黒板やくもりガラスに爪を立てる音の方がましなんではないかといふくらゐ苦手である。
ところが、やつがれ自身がマジックを使ふときにはこの「きゆつきゆつ」といふ音がしない。
筆圧が低いからだ。

筆圧が低いのが先か、マジックの音が苦手なのが先かはよくわからない。
きつと、筆圧の低いのが先なんだらうな。
で、自分がマジックやフェルトペンの類を使ふときは音がしないものだから、ほかの人がさせてるのを聞くと不快な気分になるのだらう

でも、きゆつきゆつと音の立つくらゐしつかりかかないと、ふにやふにやした字になつちやふよね。
かつちりきつちりした字は書けない。書けるかもしれないが、書きづらからう。

今更筆圧を高くするのもむづかしからうがなあ。

考へやうによつては、筆圧の低い方がいいこともある。
たとへば、字を書いてゐても疲れにくい、とかだ。
力を入れないので、長時間たくさん書いても筆圧の高い人ほどには疲れないんぢやないかと思ふ。
なるほど、やたらと書き散らすはずだよなあ。
これはこれでいいことのやうな気がする。

絵を描く友人には立派なペンだこがあつた。
「勉強好きなんでせう」と云はれることがある、といふ話だつた。

その伝で行くと、やつがれは勉強嫌いといふことになるな。
うむ、まあ、そのとほりだ。

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