タティングレースの新刊をやつと入手
遅ればせながら、「タティングレースのアクセサリーとこもの」を購入した。
地元の本屋ではなかなか見つけられず、こんな時期になつてしまつた。
最近、なるべく本は本屋で買ふやうにしてゐる。
それも、地元の本屋。
なぜつて本屋がなくなると困るからだ。
それでなくても地元の本屋の品揃へは「これが本屋か」と天をあふぎたくなるやうな状態だ。
でもやつぱりあるだけでありがたい。
既に店頭で拝見された方も多いと思ふので、かんたんに書くと、題名のとほりで、中はモチーフとそのモチーフをアクセサリに展開した作品が多い。ドイリーも三つばかしあるかな。
技術的にはSelf Closing Mock Ring(SCMR)を使つたものや、クリュニータティングつぽい感じの技を使つたモチーフもある。タティングレースの作り方ページもある。
使用してゐる糸はダルマレース。
紫野は普通かと思ふが、葵はとても結びやすいよね。まちつと細ければいいのに、と思ふが、この太さがいいのかもしれない。これだつたらショールとかの大物も作りやすいやうな気もするし。
さう、タティングレースのショール、作りたいよねー。
と、つねづね思つてゐるのだが、果たせてゐない。
糸はあるんだがなー。
そんなわけで、この本から、「つなげたらおもしろいかも」と思つたモチーフを作つてみた。
糸はLisbeth #40 の Wildflower Garden。玉で見たときは緑が入つてゐるとは思つてもみなかつたなあ。シャトルは最近出たミルク色。どちらもドヰ手芸で買ひ求めた。
本ではシャトルを二つ使つて作るやうになつてゐたけれど、シャトルひとつと糸玉でSCMRを使つて作つてみた。糸を巻くのがめんどくさかつたんだな。
もともとアクセサリはあまり身につけないし、タティングレースで作るとアクセサリのパーツも大きくなりがちなのでそんなに興味ないんだけどなー。
と、本を買つて帰つてきてから冷静になつて思ふ。
本屋で冷静にならうぜ。
でも、タティングレースつて大きい作品を作るのには時間かかるからなあ。
大きい作品を作るなら時間がかかるのは当然だが、タティングレースの場合は糸端の始末とか糸の継ぎかたとか、いろいろ考へないといけない部分が多くて、な。
さう考へると、かういふ本の需要も多いのだらう。
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