編みなほす気力
袖を編みはじめたのはいいが、片方の袖の二段前に誤りを見つけ、夕べほどいた。
もう片方に影響がなくてよかつた。
それも、二段前とかでよかつた。
さうでなかつたら「ゴマカス」「モミケス」とかやつてるところだよ。
模様はいはゆる Fan and Feathers。
うつかり何段もほどいてしまふと、どこで減らしてどこで増やしたものやらわからなくなりがち。
糸の色が薄いのて、ちよつとマシかな。
糸自体はきしめんのやうな平たい感じで、ちよつとわかりづらい感じ。
まあ、いづれにしても、ほどくのつて神経使ふよね、特に棒針編みの場合は。
疲れきつてゐるときは「ゴマカス」「モミケス」に走りがち。
ほどいたといふことは、それなりに気合ひが充実してゐるつてことだらう。
多分、いいことだ。
しかも、職場から帰宅してからあみものを手に取る気力があるつてことだよね。
この時期に。
この残暑と呼ぶには苛酷すぎる暑さの中で。
これも人形劇三国志効果だらうか。
話によると、お気に入りのドラマの再放送を見ると自制力がつくんだといふ。
出てくるのが人間でなくても大丈夫?
人形でもいい?
DVD、買つちやはうかな。
などと、考へつつ、袖を編んでゐる。
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