結局袖も編みはじめた
結局、袖を編み始めることにした。
……写真を載せやうと思つたが、このカーディガンの写真が一枚もないことに今ごろ気がついた。
どうしたことだ。
糸の写真はあつたけど、それぢやあねえ。
ものは「世界の編物2012春夏号」に掲載されてゐるリッチモアの友禅で編んだカーディガン。
ほんとは別の色もいいなあと思つたのだが、掲載色で編んでゐる。
その方が使ひ廻しがきくかなと思つたのだ。
でも、編みあがらなかつたら意味がないな……
袖といふことで、両袖一緒に編みはじめた。
カーディガンやヴェストの前身頃も最近では両方一緒に編みはじめる。
……とかいひながら、もう身頃が前後でわかれてゐるカーディガンとかヴェストなんて久しく編んでいないけれど。
両方一緒に編みはじめると、両方ほぼ同時に終る。
くつ下で云ふところの「second-sock syndrome」をふせげる、といふわけ。
最後に編んだヴェストはElsbeth Lavoldのデザインで、右と左で前身頃の模様がちがふのだけれども、これも一緒に編んだ。
一緒に編む場合の注意点は、糸の扱ひかな。
二玉同時に使ふので、前後入れ替へしてゐる際に糸が絡みやすいんだよね。
今はそれぞれ違ふ袋に入れて対応してゐる。多分、それが一番やりやすいはずだ。
で、日曜日に編みはじめたんだけど、この日は四時間弱でそれぞれ20段くらゐだつたかな。
どうやら棒針編みからはなれて久しく、手がだいぶ遅くなつてゐるやうだ。
できあがる日も遠いな。
先に涼しくなるかもな。
と、今日も朝から熱中症になりさうな陽気の中、考へてゐる。
« 恐れてゐた事態発生 | Main | 編みなほす気力 »
« 恐れてゐた事態発生 | Main | 編みなほす気力 »
Comments