やめるふんぎりがつかない
先日、NHKラジオ語学講座を聞き続けることに疑問を感じてゐる、といふやうなことを書いた。
NHKラジオ語学講座とのつきあひは長い。
これもどこかで書いたが、最初は小学四年生のときだつた。
風邪をこじらせて何日か学校を休んだ。
熱があつて、目の疲れるやうなことをしてはいけないと云はれ、TVは見られず本も読めなかつた。
ラジオを聞くくらゐしかすることもなく、あれこれいぢつてゐるうちに、「基礎英語」に出会つたのである。
その後、小学生のうちはかなり熱心に聞いてゐた。
中学生になつても、まあ、つづけてはゐて、高校生のときはほとんど聞いてゐないと思ふ。
その後も聞いたり聞かなかつたりがつづいた。
ある日、同僚が「ラジオ英会話」の前身である番組を聞いてゐるといふ話を聞いた。
十五年近く前のことだと思ふ。
ニュージーランドに夏スキーに行くやうになつて、英語の必要性を感じてのことだと云つてゐた。
その話に触発されて、このときからしつこく聞くやうになつた。
まあ、四月とか十月とかの開講時期にはじめて、そのうち聞かなくなつたりはしてゐるのだが、ここ二年ほどは、通年で聞き通してゐる。まあ、何回か録音に失敗したりして聞けない日もあつたりはするけれども。
で、ここに来て、飽き初めてるんだな。多分。
受け身になりすぎてゐるんだと思ふ。
ラジオ語学講座の特徴ではあるのだが、聞いてるだけでなんとなくやつたつもりになるんだよね。
それはそれで効果のあることもあるのだが、おそらく自分の求める結果に結びついてゐないんだと思ふ。
ぢやあもつと能動的にいろいろやるべきなんだらうけど、その気力がないんだらうなあ。
一度やめてしまはうかとも思ふのだが。
やめて、代はりになにをやるのか。
それを思ひつかないので、ダラダラつづけてしまつてゐる。
情けない。
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