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Tuesday, 31 July 2012

Day2 & Day3

一日目にかつ飛ばすと、二日目はダメダメ。

その法則のとほり、Ravellenics Game 二日目はモチーフを二つ追加するにとどまつた。
昨日三日目は、四つ。
やはりなかなかすすまない。

考へてみたら、オリンピックつて二週間くらゐなんだよね。
この調子でちやんとできあがるんだらうか。

夕べは風があつて涼しかつた。
平日にしては進んだのはそのせゐかも。
天候次第つてよくないよなあ。夕べはちよつとここのところになく涼しかつたからなあ。
それでも日中の熱気がこもつてゐたから、扇風機はかけたけど。

このままではいけないと思ひ、今朝はすでに一つモチーフを追加した。
モチーフは全部で27編む。
現在22。あと五つだ。
今日中にそこまで終はるかなあ。
といふか、終はらせなければ。

いや、さういふ風に義務にするとよくないのかな。

それにしても、「このままでは眠らせて終はりになつてしまふ」と思つて編み初めてはみたけれど、この時期に編むもんぢやないね。かぎ針編みのショールだつたら綿で編むべきだつたなあ。

と、今頃そんなこと云つても遅いわけだが。

モチーフは、思つてゐたより速く編める。それで一日目はさくさく進んだ。
この調子で行くぞ。おー。

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Monday, 30 July 2012

オリンピック かぎ針編みの部

結局、Ravellinics Games に参加することにした。
以前は Ravelympics とか呼ばれてゐたやうな気がする。
オリンピックの期間、編まう、といふ、Ravelryのイヴェントだ。
今回はTeam Crochetに参加することにした。

初日である7/28の進捗はこんな感じ。
次の日はモチーフ2個しか追加できなかつた。

Day 1

八ヶ岳に行つたとき、当時営業してゐたMother Earthで購入した。現在マザーアースの糸などはHeart Fieldで購入できるらしい。
シェットランドをコチニールで染めたもの、と、ラベルにはある。
編んでゐるのは、クローバーのショール。糸を買つたときに編み図をもらつた。針は3/0。指定とほりで編んでゐるが、やはりやつがれはどうも手がきついらしい。

7/28は、別段開会式に合はせて起きたり夜更かししたりすることもなく、普通に起きて、そのまま編みはじめた。
しかし、この暑さぢやよ。
かぎ針編みするんだつたら、やつぱり綿の糸にするんだつたかなあ。
編む端から編み地がフェルト化するんぢやないかと心配になるほど。
まあ、云ふほど手に汗をかいたりはしてゐなかつたがね。

このまま放置してゐたら、この毛糸はずつとこのまま、編まれぬままになる。
そんな気がした。
なので、まあ、この選択は仕方がないといふ話もある。

今のところはモチーフつなぎで細長くしていくだけだからいいけど、このあとショール本体に入つたらその暑さに耐へられるかどうか。
チト不安である。

もひとつ、オリンピックの閉会するまでに仕上がるかどうかも、心配の種ではある。

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Friday, 27 July 2012

夏バテかも?

疲れきつてゐる。
blogにさういふnegativeなことは書くべきではない。
世の中ではさうなつてゐるが、ほんたうのことだから仕方がない。
疲れきつてゐる。

その一方で、今なんとなくタティングレースをしたくて仕方がない。
仕方がないのだが、なにを作つたものやらわからない。

……残念ながら、これはよい兆候ではない。
やはり疲れてゐるのが原因なのかも。さう思はないでもない。

とりあへず、涼しげな色の糸をシャトルに巻いてみるかな。
水色かな。あはい紫色もステキ。

そんなんで、気分の方から攻めて行くつもり。

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Thursday, 26 July 2012

やめるふんぎりがつかない

先日、NHKラジオ語学講座を聞き続けることに疑問を感じてゐる、といふやうなことを書いた。

NHKラジオ語学講座とのつきあひは長い。
これもどこかで書いたが、最初は小学四年生のときだつた。
風邪をこじらせて何日か学校を休んだ。
熱があつて、目の疲れるやうなことをしてはいけないと云はれ、TVは見られず本も読めなかつた。
ラジオを聞くくらゐしかすることもなく、あれこれいぢつてゐるうちに、「基礎英語」に出会つたのである。

その後、小学生のうちはかなり熱心に聞いてゐた。
中学生になつても、まあ、つづけてはゐて、高校生のときはほとんど聞いてゐないと思ふ。
その後も聞いたり聞かなかつたりがつづいた。
ある日、同僚が「ラジオ英会話」の前身である番組を聞いてゐるといふ話を聞いた。
十五年近く前のことだと思ふ。
ニュージーランドに夏スキーに行くやうになつて、英語の必要性を感じてのことだと云つてゐた。
その話に触発されて、このときからしつこく聞くやうになつた。
まあ、四月とか十月とかの開講時期にはじめて、そのうち聞かなくなつたりはしてゐるのだが、ここ二年ほどは、通年で聞き通してゐる。まあ、何回か録音に失敗したりして聞けない日もあつたりはするけれども。

で、ここに来て、飽き初めてるんだな。多分。

受け身になりすぎてゐるんだと思ふ。
ラジオ語学講座の特徴ではあるのだが、聞いてるだけでなんとなくやつたつもりになるんだよね。
それはそれで効果のあることもあるのだが、おそらく自分の求める結果に結びついてゐないんだと思ふ。

ぢやあもつと能動的にいろいろやるべきなんだらうけど、その気力がないんだらうなあ。

一度やめてしまはうかとも思ふのだが。
やめて、代はりになにをやるのか。
それを思ひつかないので、ダラダラつづけてしまつてゐる。
情けない。

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Wednesday, 25 July 2012

この夏の生命線

扇風機が動かない!
恐ろしい事態だつた。

我が家には一応エアコンディショナもある。
でも古い。
それに、日中職場でさんざん使つてゐるといふ負ひ目もある。
まあ、それは同じ部屋に暑がりが多いので、その人々が強くしちやふ、といふのがあるわけだが。

どうやら、接触不良を起こしてゐるのらしい。
つくときとつかないときがある。
そして、ついてゐても、そのままちよつと移動すると消へたりする。

……それつておそろしいよね。

そんなわけで、扇風機を新調することにした。
買つたのはバルミューダデザインのGreenFan Mini (EGF-2000-WK)
去年、これの大きいのをassistonで見て以来、ずつと気になつてゐた。
Miniより大きい方が消音だし省エネルギーなのらしいが、充電パックがあるといふのでMiniにした。

や、出がけに一々扇風機のプラグ抜いたかとか確認するの、めんどくさいぢやん。

とりあへず、無事動いてゐる。
一番微風なのは少し弱いかなーといふ気はするが、寝るときにはこれくらゐの方がいいかも?

まづは使つてみて、かな。

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Tuesday, 24 July 2012

Apathy

今朝はたうとう起きられなかつた。
目覚ましで目覚めはしたのだが、このまま起きたらヤバい氣がした。
しかし二度寝できないかもしれないといふ危惧もあつた。
眠れなかつたら、意味ないぢやん。

でも、起きあがらなかつた。
目をとじて横になつてゐるだけでいい。
さう思ふことにした。

そんなわけで、二度寝には失敗してしまつたが、ま、それはいいかなつて。

それにしても疲れがとれない。
睡眠負債、たまる一方だもんなあ。

ラジオ語学講座への熱意が失はれてゐるのも起きられない理由のひとつだ。

これまでは「趣味だから」といふのでつづいてきたけど、何故かここ最近、やる氣が失せてゐる。
なんでかなあ。

単にさういふ時期なのだらうといふ氣もする。
氣分の落ち込みや睡眠不足、仕事上のあれこれなどが積み重なつて、無氣力状態に陥つてるだけなのかも。

明日の朝は、チトのんびり起きる予定なので、少しリフレッシュしたいぞ。

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Monday, 23 July 2012

この週末、やる気を失ふ

しつこく、Black Magicを作つてみた。

Black Magics

ものはMary Koniorの「Tatting with Visual Patterns」に掲載されてゐる栞で、これまでいくつ作つたかわからない。
Flickrを見てみたら、いくつもBlack Magicの写真が出てくる。
多分、全部あげたり捨てたりしてるんだらうなあ。
一時、WebでBlack Magicをいろんな色でカラフルに作つた写真を見て、「ヲレも!」つて燃えたことがあつたんだよね。当時はオリムパスの40番とかで、巨大な栞を作つたりしたものだつた。
で、ひとつとしてうまくできたものはない、といふのはこちらとかこちらで書いたとほりだ。

先に青い方を作つてがつくりきて、緑色の方を作りなほしてみた。
まあ、まし? 青い方よりはまし、だらうか。
どちらも整形はしてゐない。する気も起きない、といふか。とほほ。
もうひとつ、作つてみるかなあ。また同じことになるかなあ。そんな気がする。

またバッグにつけるモチーフなど作りたくてこんなものも作つた。

Bead-Tatted Motif

Nina Libinのデザインである。なので、ピコはひとつひとつつながず、四つ目のリングを作る途中で全部つなぐ。
今回、タティングレースでははじめてデリカビーズを使つてみた。
ビーズ織り用のビーズなので、普通の丸ビーズなどよりサイズがそろつてゐる。
なんだかいつもよりかつちりした出来だ。
いいぢやあないか。

いいぢやあないか、とは思つたんだけど、モチーフができあがつたところでやる気が失せてしまつて、バッグチャームとしては未完成のままだ。
むー。

こー、どこかから、ぱーっとやる気が落ちて来ないものかなあ。

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Friday, 20 July 2012

鈍行で出社する?

夕べは涼しかつた。
涼しいと眠れるが、暑くてやる気にならなかつたことをいろいろやりたくもなる。
困つたものぢやのう。

最近、鈍行に乗つて出社することが少なくなつた。
以前だつたら、最寄り駅始発の普通電車に乗つて、一時間くらゐ座つて行つたものだつた。
一時間だよ。
弱冷房車でも冷えきる長さである。
しかし、座れるといふことは、よけいなストレスがないといふことでもある。
立つてゐると、押されたり押したりする。このとき、つい押し返しちやつたりして、いやーな雰囲気になりがちなのだつた。

やつがれの性格がいけないわけだが。

でも座つてゐれば、さういふことはない。
まあ、ない。
いや、ないこともないか。
隣の人と押し合ひになつたりすることもないわけぢやないが、立つてゐるときよりはまし。

それに、なにより眠かつた。
すこしでも躯を休ませたい。
さういふ意識が働いた。

それがここのところ、「どうせ休むんだつたら、職場に早めについてのんびりした方がいいや」と思ふやうになつてゐる。
あまり躯を冷やしたくないといふこともある。
座ると寝ちやふけど、立つてゐれば本が読めたりもする。
結構いい感じだ。

とか云ひながら、今日あたりは座つて行きたいかもしれない。
悩む。むむ。

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Thursday, 19 July 2012

早起きは無意味か

5時半ちよい前に目覚めて、「今日は早起きはやめておかうかな」と思ふ。
だが、起きてしまつた。
換気しなれば、と思ふからである。

ところが起きてみたればこは如何に。
風がない。
無風である。
むふー。

どうも、風が入りはじめるのは、7時近くなつてから、早くても6時半くらゐからのやうな気がする。
一日家にゐるとわかるのだが、夕方にも一時的に無風に近い状態になることがある。
我が家は高台にあるので、けつこう風は入つてくる。といふか、入つて「きた」。
何年か前までは真夏でも寝苦しいのは二三日くらゐだつた。
いつからだつたかなあ、冷房を入れずにはゐられなくなつたのは。

そんなわけで、換気をしなければ、といふ使命感のもとに、起き上がつてしまふのだつた。

起きて、なにをするかといふと、結局ラジオ語学講座を録音したものを聞いてゐる。
ここのところ「聞くことに意味があるのだらうか」と悩んでゐる。
聞いて、なにか得るところがあるかどうか、わからなくなつてきたからだ。
こちら側に「これを得てやらう」といふ意思がない、といふことだらう。

聞くのをやめて、なにをするのか。
特に代はりにすることもないので、聞く。
しかしやつがれにmotivationがないので、聞く意味はない。

うーん。

やはりここは一度早起きをやめる、かなあ。

寝不足でまはらぬ頭でそんなことを考へてゐる。

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Wednesday, 18 July 2012

ジェダイはリヴェンジしないといふ

昨日、タティングレースで栞を作つてなんだかグダグダだつたといふエントリを書いた。

「リヴェンジをしたものか否か」と書いて、結局リヴェンジすることにした。

Revenge

My365でフィルタかけてしまつたので見づらい写真になつてしまつた。

Black Magic は、大抵の場合作り始めると後悔する。
なんかもつとかんたんにできる気がしてゐるからだ。
かんたん、といふか、早く、だらうか。
ところが着手してみると、思つてゐたよりも時間がかかる。

「前もさうだつたらう?」
と、思ひ出してももう遅い。

そんなわけで、ひとつ作るともう満足してしまつて、といふか、「もういいや」といふ気がしてしまつて、つづけて同じものを作るといふことはほとんどなかつた。
一度だけ、色を変へて三つくらゐつづけて作つたことはあつたけど、あれは色を使ふのが楽しかつたからだ。

そんなわけで、モチーフつなぎをするわけでもないのに、同じものをつづけて作るのはやつがれとしてはかなりめづらしい。

実際に作つてみて、前回よりはちつとましになつてゐる気はする。
気をつける点がわかつてきた、といふことなのかなあ。
實を云ふと、そこんとこは頭ではあまり理解してゐない。
どうも、手藝系は、「頭で理解する」ことをあまりしてゐない気がする。
橋本治も「男の編み物(ニット)、橋本治の手トリ足トリ」で書いてゐる。
母親などにあみものを教へて、と頼むと、実践的に教へてはくれるが、わからない点を訊くと、実際にやつてみせて、「ほら、かんたんでせう?」と云ふ、と。

そこは、ちやんと「ここがかうなつてあそこがああなるから、かうしないといけないのよ」とか、理屈立てて説明すれば、初心者にだつてわかる。
といふか、まあ、わからない人にはわからないのだが、わかる人にはわかる。少なくとも、慣れた人がちやちやちやつとやつてみせて「ほら、かんたんでせう?」と云ふよりはずつとわかりやすくなる。

それが、なかなかできないんだよねえ。

頭で理解できるやうになれば、まちつと上達も早からうし、まちつとうまくできるやうになると思ふんだがなあ。
そこが、やつがれの不器用たる所以だらう。

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Tuesday, 17 July 2012

連休中作つた栞

この連休中は、なぜか栞を作つてゐた。
しかもすでにかつて作つたものばかり。

Stumpy

これはStumpy。Kersti Anearのパターンだが、Mary Konior の Large Cross Boomark から十字部分をとりはらつてちよつと短くしたもの、といつたところか。

糸はLisbeth #20のcol.131。好きな色合ひなんだが、この季節には向かないかなあ。
20番なので、ちよつと小さめにできあがるもの、と思つたのだが、思ひのほか大きくなつてしまつた。
栞なのだし、まちつと糸をきつちり引いてしつかり作つた方がよかつたかもしれない。

ところどころ目が緩んでしまつてピコにもならないやうなちいさな角ができてしまつてゐる。むむー。
糸自体はすべりもよくて結びやすかつたんだがなあ。
かういふところをきちんとしないのがいかんのだよなあ。

これは大阪への移動中に作つたもの。

帰宅後、これまで作つたタティングレースのモチーフを見てゐるうちに、なぜかBlack Magicを作りたくなつた。

Black Magic in progress

そんなわけで、"Black" Magic だといふのに、Lisbeth #40 col.657 で作つてみた。
考へてみたら、Black Magicを黒で作つたのは二回ほどだらうか。三回くらゐは作つたか。
webで見ると、いろんな色で作つてゐる人が多く、さういふのに影響を受けて二色使ひとか、段染め糸とかでさんざん作つた気がする。

さんざん作つたはずだが、満足にできたことはいまだかつてない。

Black Magic in Turquoise

今回もこんな感じで、すでに整形することもあきらめてしまつてゐる。
途中で投げるべきだつたな。少なくとも折り返した時点でやめるべきだつた。
その時点で完全な負け試合とわかつてゐたからだ。

これも、大きめにできてしまつた。
もともと栞は使はない上、四六版以上の大きさがないとむかないサイズになつてしまつた。
まあ、文庫本や新書にあはせて端をはみだして使へばいいのかもしれないけど、ちよつとでか過ぎるんだよね。

リヴェンジをしたものか否か。

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Monday, 16 July 2012

かばんaddict

先週の金曜土曜と上方へ行つてきた。
金曜日に大阪松竹座で三代目中村又五郎と四代目中村歌昇の襲名披露公演、土曜日には神戸方面に行つた。

神戸といつても広い。
今回は、まづ六甲アイランドにあるル・ボナーへ行つてみた。
ル・ボナーのかばんはコンフェティ、ネコリュックなど持つてはゐるし、銀座c.o.u.でその他のかばんの実物も見たことはある。
でもやはり一度お店にお邪魔してみたかつたんだねえ。

今回、我が儘をとほし、関西に赴くときに遊んでもらふ友人についてきてもらつて、はじめてル・ボナーへ行つた。

いやー、ステキ。
なるほど、Webサイトに「作品」とあるわけもわかる。
かばんのディスプレイの仕方が「作品」といふ趣。
目移りすることしきり。
タンク・トートかミセスに気に入つたのがあつたら買つちやはうかなあと思つてゐたが、いやいやいやいや、決められないよ、あんなにいろいろあつたら。

といふわけで、最初は店主ご夫婦が先客のお相手をしてゐるのをいいことに、あちこち眺めまはつてしまつた。

持つてゐるのに、コンフェティの色違ひもいいしなあ。
ネコリュックもいい。
さういへば、ディプロマトートもほしかつたんだよねえ。

以前も書いたが、やつがれはこれまでいはゆるブランドもののかばんには興味がなかつた。
今でもない。
吉田かばんをブランドものと云ふのなら、それがほぼ唯一の気に入つたブランドで、たまに外出先で「あらステキなかばん」と人の持つものをよくよく見ると「Buffet Crampon」と書いてあつたりして、「ああ、きつとA管とB管と、両方入つてゐるんだな」とがつくりするといつた体たらくである。

しいて云へば昔のコーチが好きだつた。
今のロゴまみれの品のないデザインになる前の、目立つつたロゴはないのにぱつと見ただけで「あ、コーチのかばん」とわかる、そんな時代のコーチのかばんは憧れだつた。
まちつと早く稼げるやうになつてればねえ、買へたのにねえ。
今でもあの当時のラインもあるといふ話だが、店頭で見かけないからなあ。訊けば出てくるのかもしれないが、まあ、まづそんなことはしないね。

手持ちのル・ボナーのかばんはどれもやはらかいフォルムが気に入つてゐる。
眺めてゐるだけでも幸せだが、中身をつめて持つとまたいい感じだ。

しつこく店内をうろついてゐると、奥様がお相手してくだすつた。
ご自身で使ふてゐるといふミセスも持たせてもらつた。
買ふね。まあきつと買ふね。これは。
これまでミセスは口が開いてゐるのが心配だつたが、実際に持つてゐるところを見て、気にしなくてもよささうといふことがわかつたし。
なにより、使ひ込んで馴染んだ風合ひがいい。

シュランケンカーフではスカイがお気に入りなのだといふお話だつたが、はじめてスカイの実物を見て、なんともやさしくちよつと甘い感じの色合ひが實にすばらしかつた。コンフェティはこの色にすべきだつたかと思つたくらゐだ。

ミセスをスカイで、とは思はないが、といふことは、ミセスのほかになにか別の物も買ふのか。
買ふのかもしれない。

この後、元町に出て Pen and Message にも寄つた。
ここでまた、ル・ボナーのかばん談義になつたり。
Kさんにライムグリーンのコンフェティを見せていただいたり、たまたまいらしてゐたお客さまの持つてゐたやはりライムグリーンのネコリュックを見せていただいたり……
どちらも使ひ込んで艶が増してやはらかい風合ひが出てゐた。
やつがれのもあんな風になるのか知らん。
でも、それには、もつと荷物を減らさないとねー。今はちよつと、いや、かなり入れ過ぎ。

で、帰つてきたら、早速タンク・トートがblogにアップされてゐるし。

むむー、しかし、今度買ふとしたら、ミセス、と心に決めたからなあ。
見なかつたことにしたい。

とりあへず、新しいかばんを買ふ前に持ち歩くものを減らさう。さうしやう。

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Thursday, 12 July 2012

「営業部より資料が多めに配布されました」

ところで、ビジネス文書に文語または文語的用法を用ゐてもいい、といふことにして、だ。

こちらで例として使用した「より」と「にて」はなるべく避けるべきだと思つてゐる。

「より」の場合は、比較の意味で用ゐることもあるから、だ。
うつかりすると、こんな文章を書いてしまつたりする。
「営業部より資料が多めに配布された」
え、こんな文章は書かない?
でも、案外あるものだと思ふ。あひだに「何を」に対する修飾がいろいろ入ると、わからなくなつちやふんだな、きつと。
これだと、「営業部から」配布されたのか「営業部よりも」多めに配布されたのか、さつぱりわからない。
もつと微妙な場合もある。
「そんな、わかんないと思ふことはないよ」
と、云はれたりもするが、読んでゐて一瞬「ん?」と首を傾げることも少なくない。
「から」で意味が確定するんだから、「から」を使ふべき。
個人的にさう思つてゐる。

「にて」の場合は、冗長になるのと、意味が曖昧になるから。
「会議室にて行ひます」よりも「会議室で行ひます」の方が一文字のこととはいへ短くて簡潔だ。
この例文は短いからいいけど、長い文章の中で何度も何度も「にて」「にて」とつづくとうんざりする。
また、「この作業は当社にて行ひます」といふのはなんだか曖昧な表現に感じられる。
「この作業は当社が行ひます」となぜ云へない。
責任を回避したいのか。
そんな気がする。

まあ、実際ははつきり「誰某が」と云ひきれないことはあるとは思ふ。
たとへば、ある作業は隣の部の担当だけど、実際にはさらに委託してやつてもらつてるらしいんだよね、なんてな場合だ。このときに「この作業は隣の部が行ひます」とは云ひづらい。「この作業は隣の部が担当します」も、正しいのかもしれないけど、ちよつと躊躇してしまふ。
ここは「この作業は隣の部にて担当します」。多分、さう云つちやふなあ。

などと、偉さうに書いてゐるが、やつがれは別段国語学者といふわけぢやないし、専門の教育を受けたわけでもない。
日々職場でメールや書類を見るとはなしに見てゐるだけだ。
でもなあ、「より」と「にて」はちよつと気になるんだよなあ。

まあ、自分ひとりが気をつけてゐればいいことなのだらう。多分。

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Wednesday, 11 July 2012

Ravellenic Games に参加できるか?

Ravelympicsへの参加を考へてはゐるのだが。

前回、冬季五輪のときは特になにもしなかつたのかな。しなかつたのかも。
今年はTour de Fleeceにも参加してゐない。
なので、別に参加しなくてもいつかな、といふ気もしないではない。

でもなあ。二年に一度のことだしなあ。

といふわけで、今編んでゐるカーディガンを編み上げることができたら参加しやうと思つてゐる。
ものは、だいぶ以前にMother Earthで購入した糸で編むかぎ針編みのショール。
ずつと放置してゐたものだ。

しかし。
問題はこのカーディガン。
やつと身頃を編み終はり、身頃の縁編みに入つたところだ。
先に縁編みを終はらせてしまつて、あまつた糸で袖を編むつもり。

さう、まだ袖があるんだよなあ。つてことは、二枚同じものを編まねばならない。
思つたよりも糸があまつてゐないので、そんなに長くなることはないとは思ふけど、編んだら今度は身頃とはぎあはせないといけないしね。

うーん、今回の参加はムリだらうか。

それにしてもこれだけ編むのに時間がかかると、もともとそんなにうまいわけぢやないのにますます下手になつてゐるのかな、と、チトへこんだ気分にもなる。
これが世に云ふ「プラトー」といふアレか。

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Tuesday, 10 July 2012

Experiment

タティングレースで困るのは、意外と連続したパターンの少ないことである。

といふわけで、試してみたのがこれ。

Experiment

元は、Julie Patterson の _Just Marking Tome_ といふ本に掲載されてゐるのらしい。こちらで写真を拝見して、「こんな感じだらう」と作つてみた。
スプリットリングの連続で延々つなげていける。いい感じだ。
いい感じだが、大きいリングが大き過ぎるね。
あと、結び目がどうにもうつくしくない。
これはやつがれが不器用といふこともあるけど、結んでゐて楽しくなかつたから、といふのもあるんだらうなあ。
心憂く、といふか、なにをやつても楽しくない。
でもなにかをせずにはゐられない
さういふときにこれを作つてゐたわけだ。

タティングレースはもともとピコ同士を針で縫ひあはせてゐたといふ。
「つなぎながら作つていく」といふ発想はあまりなかつたんだらう。
そのせゐか、モチーフつなぎが主流のやうに思ふし、ドイリーなども一段づつ糸を切るといふ印象が強い。
最近はスプリットリングで下の段から上の段にのぼつていくといふモチーフなりドイリーなりをよく見かけるけどね。やはり、糸始末を少なくしたいといふのはTatters共通の願ひなんだらう。

棒針編みはもちろん、かぎ針編みでもできればモチーフつなぎよりは連続したパターンの方がいいやつがれとしては、かういふタティングレースのパターンはありがたい。

もうちつと心穏やかなときにもうちつと大きなものを作つてみたいなあ。

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Monday, 09 July 2012

多過ぎる

昨日、突然思ひたつて、タティングレースのお道具の整理をした。

Bobbins, bobbins

これは、ds9designsで購入したbobbin saver。
先日、トネリコのGR-8 タティングシャトルと一緒に入手した。
で、そのまま一ヶ月ほど放置してゐた、といふわけか。むむむ。

昨日は朝目覚めたときに、タティングレースのお道具入れにしてゐるポーチがぐしやぐしやなのが気になつた。
これまでもずつとその状態だつたはずなのに。
まあ、まれにそんなこともある。

そんなわけで、ポーチの中をあさつたら出てくるわ出てくるわ、まさに、bobbin after bobbinといふ感じで、ボビンが出てきた。

多すぎ。

まさにそんな感じだ。

まあ、予備に買つてあつて糸の巻いてないボビンもあるわけだけど、15個つて多すぎなんぢやない?
シャトルによつて適合するボビンがちがふにしても、だ。

ボビンだけならこんなことは書かない。
クロバーのシャトルもなんだか知らないけれどもたくさんある。

一体やつがれはこれをどうするつもりなのだ。
一度にシャトルはひとつしか持てないのに。
一作品に使ふとしたつて、多分最大よっつまでで、それにしたつてやつがれ風情の技術力ではチト踏み出し切れない作品だといふのに。

このbobbin saverには蓋がない。
したがつて、このまま放置してゐるとほこりがたまる。
精々ほこりのたまらぬやうに、ボビンを出し入れできるやうにしたい。
が、それもなかなかままならぬだらうなあ。

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Friday, 06 July 2012

糸を巻いてみた

といふわけで、とりあへず糸を巻いてみた。

糸を巻いてみた

こんなのに15分以上かかつてるんだせ。やれやれ。
写真をアップロードしてゐるあひだにちよつとはじめてみたけれど、試しに作るならまちつと太い糸にすればよかつたかな。
使つた糸はLisbeth #40 col.657。夏らしい色か知らんと思つたが、なんとなく暑苦しい。

家では家でしかできないことをやりたいんだが。カーディガン編むとか。

やはり、「やらないこと」を決めるべきなのかもしれないなあ。

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Thursday, 05 July 2012

To Tat, or Not to Tat; That is the Question

シャトルに糸さへ巻いてしまへば。

ときどきさう思ふ。

先日、試してみたいパターンがある、と書いた。
blogを見てまはるうちに見つけた。パターンはPDFを購入すると載つてゐるらしい。

こんな感じで、おそらくスプリットリングで延々つなげていくことができるんぢやないか。
それ、いいよな。

現在、モチーフつなぎをせつせと作つてゐる。
これはこれで楽しい。
タティングレースで糸始末をしながら結んでいく方法もなんとなくできるやうになつてきたし、モチーフを一枚ずつ作つてつないでいつても、糸端の始末に悩むやうなことは少なくなつてきた。

でもなあ、多分、やつがれは延々つながつてゐるものを編んだり結んだりするのが好きだ。
あみものでもそれは顕著である。
モチーフつなぎとか、写真を見るといいなあとは思ふんだけどねえ。
やはり糸端の始末が難点だ。
縫ひ針が苦手だからね。これはもうどうしやうもない。

うーん、こんなことをやつてゐるあひだにシャトルに糸を巻いてしまはうか。
さう思はないでもないのだが、そろそろタイムリミットのやうだ。
とほほ。

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Wednesday, 04 July 2012

捨てるといふこと

日曜日に鞄と毛糸を捨てた。
ここのところ、土日のどちらかはゴミ出しの日にあてるやうにしてゐる。
ほんとはそんなことはしたくない。
しかし、しなければ何も変はらない。

実際は本や雑誌を片付けねばならない。
今ひとつやる気にならないのは、捨てる準備ができたとしても、木曜日にならないと捨てられないからだと思つてゐる。片付けたところにいつまでも「ゴミ」が残つてるのつて、なんだかやつた気にならないんだよね。

鞄も毛糸も、実際に捨てることにしたのは今回がはじめてである。
鞄については二年ほど、毛糸についてはどれくらゐたつたかわからないほど放置してゐるものを捨てた。
捨てる基準としてはまちがつてゐないと思ふ。
まあ、毛糸の方は同じくらゐはふつてあっても、捨てられないものがいくらもあるのだが……。

ところで、捨ててしばらくたつわけだが、普段の行動に変化があらはれつつある。
なにかを買はうといふ気にならないのだ。
食べるものとか着るものといつた必需品や消耗品は別として、それこそ鞄であるとか毛糸であるとか、或は本であるとか、さういふものを買ふ気にならない。

むむむ。
ものが増えないのはいいことだ。
スナフキンも云ふてゐる。
「ものが増えるといふことはほんたうにおそろしいことですね」と。

しかし。
それでいいのか?
日本経済が停滞してしまふのではあるまいか。
それともやつがれひとりの経済活動などで屋台の揺らぐやうな日本経済ではないだらうか。
でももし、みんながこんな心境になつたとしたら?

さう思ふと、すこしは消費活動をした方がいいのだらうかと思はないでもないのだが。
でもなあ、捨てるのはつらい。
とくに鞄。
ああ、この鞄とはあそこに行つたなあ。
あの人を訪ねて行くときに持つて行つたなあ。
雨に降られちやつてさー。
そんなことをいろいろ思ひ出してしまふ。

毛糸もさうだ。
これ、あのとき買つたんだよなあ。あれを編まうと思つてさ。
あのとき、別のもん編んでて、すぐに着手できなかつたんだよなあ。

どうして記憶つてこんなに悲しいんだらう。

こんな思ひをしないやうにするためにも、ものを増やしてはならない。
そんな気がする。

問題は、増やさなくても捨てるものが富士山のやうにある、といふことか。

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Tuesday, 03 July 2012

編んでます編んでます再び

あみもののこととかも書きたいのだが。
なんといふか、書くやうなことがない。
毎日編んではゐる。
昼休みにはタティングレース。

問題は、一日にせいぜい20分くらゐしか時間がさけないので、全然進んでゐるやうに見えないことか。

この土日に思つたけど、やはりあみものにはまとまつた時間が必要だ。
毎日10分編むよりは、休みの日に1時間編んだ方が進む気がする。

実際は毎日定期的に10分時間を取つた方がいいのかもしれない。
でもなあ、10分でやめたりすると、ストレスがたまらないか?
もつと編みたいのに、といふところで時間がきてしまふ。
せつかく乗つてきたのに。
もうちよつと編みたい。

さう思ひながらも、もう出勤する時間だつたりもう寝ないと次の日にさしつかへたりでやめざるを得ない。

もつと編みたい。

いきつくところは結局そこか。

現在編んでゐるのは夏用のカーディガン。
もう一ヶ月以上編んでゐるが、なかなかできあがる気配が見えない。
このまま秋が来るのではないかと思ふほどである。
ものは世界の編物2012春夏号に掲載されてゐるリッチモアの友禅で編んだカーディガン。
なんでこんなに進まないかね。確かにあまり編みやすい糸とは云へないかもしれないが、うーん。

タティングレースの方はあひかはらずこれ。
仮面舞踏会 WIP
糸を使ひ切るまでつなげるつもりでゐるけれど、どうなることやら。
これは博多座に行く飛行機の中ではじめたので、まだ一ヶ月は立たないのか。

タティングレースではほんとはためしてみたいパターンがあるのだが、手つかず。
まづ糸を巻くところからはじめないとつていふのがね。

そんなわけで、なかなかあみもの関連のエントリを書けずにゐるのだつた。

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Monday, 02 July 2012

ヒカリエや 兵どもが 夢の後

6月29日(金)、渋谷ヒカリエの川本喜八郎人形ギャラリーに行つてきた。
以前から、さういふ催しがあると聞いてはゐたが、もう展示期間は終はつてゐると思ひ込んでゐた。
常設で、時折人形を入れ替へるのらしい。

平日の昼間だといふのに、ヒカリエは「たいへんな人ですこと」といつた賑はひであつたが、人形ギャラリーは閑散とした感じで、「見放題」といつた趣。おかげで十分堪能できた。

飾られてゐるのは、平家物語の人形と三国志の人形。
平家物語の人形は人形劇で用ゐたものらしいが、三国志の人形は作りなほしたものらしい。そんなやうな記事をどこかで読んだ気がしたのだが、見つけられなかつた。

平家物語からは、家貞、泰子、青年期の清盛、忠盛、遠藤盛遠、袈裟、源渡、美福門院、鳥羽院、待賢門院、崇徳院、為義、義朝。

三国志からは、郭嘉、曹操、夏侯淵、李儒、王允、董卓、貂蝉、陳宮、呂布と赤兎、関羽、張飛、髭のある玄徳、趙雲、龐統、孔明、孫権、周瑜、魯粛。

メモを取つてきたわけではないので、もしかすると抜けとかあるかもしれないが、まあ、こんな感じ。

清盛が案外目立たないのが、大河ドラマを彷彿とさせる。大河ドラマの方はここ何回か、清盛は大変よくなつてきてるんだがね。人形の方もそのうち入れ替へがあるのだらうといふ気がする。
清盛と比べると義朝はかなり立派な感じ。戦闘モードだからかもしれない。
三国志より女の人が多いんだが、その分華やかといふわけでもないところもおもしろい。みな似たやうな装ひなんだけど、それぞれに全然印象がちがふのがいいね。
崇徳院の頭が一番よかつたな。如何にも幸薄さうといふかなんといふか。

三国志は董卓とかゐるあたり、初期の人形かといふと、玄徳に髭があるあたりさうでもないのだが、まあ、考へてみたら呉のあたりは赤壁の布陣なので、そんなこともないのかも。玄徳は髭なしも見たいぞ。

三国志で意外だつたのは曹操。
基本的に目玉の動く人形は目を左右上下どちらかに寄せてあつて、曹操は右を睨んで立つてゐた。左側や正面から見ると、狡さうな表情で策士とでも呼びたいやうな顔つきなのだが、右側から見るとこは如何に。流し目をしてゐるやうでなんとも素敵な男ぶりではないか。あれ、曹操つてこんなにいい男だつたかな、と、何度も左右を行つたり来たりしてしまつた。

曹操配下からは郭嘉と夏侯淵といふ選択がなんとなく不思議。趙雲や周瑜もさうなのだが、郭嘉も動いてるときの方がやうすがよかつたなあ。我が家では「孔明より郭嘉の方がかつこよかつたよねー」と云ふてゐたのだつた。

李儒もなぜだか印象に残る。眉が薄くて右を睨んだ酷薄さうな表情。いいねいいね。

貂蝉が、ねえ。きれいなんだけど、照明の加減か顔の凹凸が目立つのが残念。これは周瑜もさうだつたな。美形は大変だ。

陳宮の衣装はよくよく見るとなんだかアールヌーヴォといはうか、ちよつと洋風な感じでびつくりした。それであらためてほかの人形の衣装もしげしげと眺めてしまつた。王允の袖の三つうろことか、よくこんな細かい柄あつたなあ、とか、感心しきり。

呂布はなんだか若返つた印象。赤兎に乗つて、顎を上げて睥睨してゐるんだが、ちよつと暴走族のヘッドみたやうな感じでいつそかはいいとでも云ふか……

かはいいといへば、魯粛がかはいい。周瑜、といふよりは孔明か、に、無理無体を云はれて「えっっ」とでも云ひたいやうなポーズを取つてゐるのが、なんともいい。

関羽はそのうち赤兎と一緒に飾られることを願つてやまない。

張飛は上を見てゐる。それだけなのに、なんだかユーモラスで、如何にも張飛な感じが得なキャラクタだよなあ。

龐統は草を銜へてゐる。かつと目を見開いてゐて、「うーん、こんな感じだつたらうか」と思ふ。なんか、もつとこー、飄々とした感じではなかつたか。立ち姿はそんな感じなんだけど、間近で見ると見開いた目の印象が強い。

孔明は黒い薄もの羽織つて瓶覗とでも呼びたいやうな衣装の、仕官直後の装ひ。白羽扇ももちろん持つてゐる。ここだけなんだか佇まひがちがふぞ。

孫権も若い。もしかしたら玄徳に髭があるのは、孫権との年齢差をだしたかつたせゐではあるまいかと余計なことを考へるくらゐ、若々しく見える。

さういへば、周瑜の目は動いてなかつたな。やはり二枚目は正面きるのが正しいのか。いや、人形自体は動きのあるポーズを取つてゐたけれど。

まあ、そんな感じで、ところどころ抜けてるけど、立ち去りがたく、何度も何度も見てしまつた。

部屋の中央には人形のできるまでのパネルがあつたりする。

飯田にあるといふ川本喜八郎人形美術館にも行くか。

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Sunday, 01 July 2012

6月の読書メーター


読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2796ページ
ナイス数:7ナイス

漢詩を読む 2 謝霊運から李白、杜甫へ漢詩を読む 2 謝霊運から李白、杜甫へ
李白と杜甫はそれぞれ一冊にまとまつてゐたのか。不覚。そのせゐかあまり知らない詩とかだつたかも。二人の本も探さなきや。
読了日:06月01日 著者:宇野 直人 江原 正士
文芸漫談 笑うブンガク入門文芸漫談 笑うブンガク入門
You say you wanna revolution? ジェイぢやないんだから、といふつつこみはさておき、「世界を変へたい」といふ気持ちはどの世界でも重要なのかもしれない。世の中はいい方向に向かつてゐる、と思ふ気持ちも。
読了日:06月04日 著者:奥泉 光,いとう せいこう,渡部 直己
神林長平トリビュート (ハヤカワ文庫JA)神林長平トリビュート (ハヤカワ文庫JA)
読んだことのある小説家がひとりもゐなかつた、といふのが敗因かな。「狐と踊れ」にはどことなく「スフィンクスマシン」の趣がある気がした。ほかには「敵は海賊」と「魂の駆動体」が気に入つた。どこか神林長平的なseccoな感じを求めてしまつた結果だらう。
読了日:06月11日 著者:虚淵 玄,円城 塔,辻村 深月,海猫沢めろん,桜坂洋,仁木稔,元長柾木,森深紅
エッセイ脳―800字から始まる文章読本エッセイ脳―800字から始まる文章読本
「書き出しには凝らない」といふのはその通りかも。具体例が多くわかりやすいが、ぢやあ実践できるかといふと、さうもいかないよなぁ、といつたところ。例文に出てくる敬体常体混合文は読みづらいものばかりだつた。やはり、よほどのことがない限り混在させてはいけないのだなぁ。
読了日:06月11日 著者:岸本 葉子
「あっ、忘れてた」はなぜ起こる―心理学と脳科学からせまる (岩波科学ライブラリー)「あっ、忘れてた」はなぜ起こる―心理学と脳科学からせまる (岩波科学ライブラリー)
し忘れ(展望記憶のエラー)とし間違ひ(アクションスリップ)の違ひ、健忘症と認知症の違ひなどを述べたあと、し忘れ防止策が数ページ。決定打のあるわけではない。し忘れの防止にはセルフモニタリングが重要、とのことだが、し忘れの増える前にやり始めないとダメなんぢやないかな。
読了日:06月12日 著者:梅田 聡
文学刑事サーズデイ・ネクスト〈2〉さらば、大鴉文学刑事サーズデイ・ネクスト〈2〉さらば、大鴉
「ジェイン・エアを探せ!」を読んだときに待ちきれず原書を読んだ。あのときの記憶が蘇る。喜劇的でゐて、切なくつらい部分もあるのは、Nursery Crime シリーズにも見られる。さういふところがたまらん。「審判」のくだりは、以前もウケたが、今回もおもしろかつた。
読了日:06月15日 著者:ジャスパー フォード
Three Bags Full: A Sheep Detective StoryThree Bags Full: A Sheep Detective Story
羊の見分けはつくのに、人間の見分けがつかない……。そこにかなり苦労した。あつけない幕引きだつたが、そこまでは楽しめたから、いいか。ドイツではすでに続篇が出版されてゐるといふ。翻訳されるかなぁ。
読了日:06月20日 著者:Leonie Swann
フルトヴェングラー (河出文庫)フルトヴェングラー (河出文庫)
時にうなづきつつ、時に「そんな風に聞こえるかなぁ」といふやうな疑問を抱きつつ読める。ブラームスの四番四楽章の金管とファゴットのアンサンブルが「タンホイザー」とか、考えへたことなかつたな。今度さう思つて聞いてみやう。さういふ風に聞こえるか知らん。
読了日:06月21日 著者:吉田 秀和
謎とき『罪と罰』 (新潮選書)謎とき『罪と罰』 (新潮選書)
えー、こんなこと、全然知らずに読んぢやつてたよ、「罪と罰」。もつたいないことしたなぁ。「贋作 罪と罰」も思ひ出しつつ読んだ。
読了日:06月27日 著者:江川 卓

2012年6月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

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