Experiment
タティングレースで困るのは、意外と連続したパターンの少ないことである。
といふわけで、試してみたのがこれ。
元は、Julie Patterson の _Just Marking Tome_ といふ本に掲載されてゐるのらしい。こちらで写真を拝見して、「こんな感じだらう」と作つてみた。
スプリットリングの連続で延々つなげていける。いい感じだ。
いい感じだが、大きいリングが大き過ぎるね。
あと、結び目がどうにもうつくしくない。
これはやつがれが不器用といふこともあるけど、結んでゐて楽しくなかつたから、といふのもあるんだらうなあ。
心憂く、といふか、なにをやつても楽しくない。
でもなにかをせずにはゐられない
さういふときにこれを作つてゐたわけだ。
タティングレースはもともとピコ同士を針で縫ひあはせてゐたといふ。
「つなぎながら作つていく」といふ発想はあまりなかつたんだらう。
そのせゐか、モチーフつなぎが主流のやうに思ふし、ドイリーなども一段づつ糸を切るといふ印象が強い。
最近はスプリットリングで下の段から上の段にのぼつていくといふモチーフなりドイリーなりをよく見かけるけどね。やはり、糸始末を少なくしたいといふのはTatters共通の願ひなんだらう。
棒針編みはもちろん、かぎ針編みでもできればモチーフつなぎよりは連続したパターンの方がいいやつがれとしては、かういふタティングレースのパターンはありがたい。
もうちつと心穏やかなときにもうちつと大きなものを作つてみたいなあ。
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