手帳の選択
手帳をSmythsonのPanamaに変へて早十日。Moleskineを使つてゐたときより、使用するペンの幅が広がつてゐる。これが単純に楽しい。
今年の一月から三月にかけても、Smythsonを使つてゐた。
Moleskineに戻したのは、普段愛用してゐる中屋万年筆の細軟に合ふからだ。Moleskineのやはらかい風合ひと、同じくやはらかいペン先がしつくり来るのらしい。
でもなー、やつぱりペンを選ぶんだよなあ、Moleskineは。
それで、筆箱の奥にひつそりと眠るペンが増えてしまふ。
そんなわけで、SmythsonのPanamaにしてみた、といふわけ。
基本的に字しか書かない。
貼り込む用には別にTravelers Noteのクラフト紙リフィルを使つてゐるし、マスキングテープは使つてみたいんだけど、なかなかうまく使へてゐない。
びつしりみつしり字ばかり書き込んで、唯一のアクセントといふと、字の太さと色の違ひくらゐ。
さうすると、よりペンを選ばないSmythsonの方が楽しい。
さういふことになる。
とはいへ、Moleskineも捨てがたい。
こんなことは、Smythsonではちよつとやる気がしないからだ。
といふわけで、またぞろMoleskineに戻る可能性はかなり高い。
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