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Wednesday, 29 February 2012

隔世の感

思ひたつて図書館に行くことにしたのが今月の頭。
貸し出しカードも新たに作つた。なんでも何年かに一度新たに作りなほすことになつたのらしい。
……いつのまに。

最後に図書館を利用したのはいつだらう。もう思ひ出せないほど過去のことだ。
久しぶりに行くと、なんだか異様に便利になつてゐた。

ここらへんは自治体によつてもちがふのかもしれないが、でもおそらく、今や大抵の図書館ではWebブラウザから読みたい本の予約や自分の貸し出し状況を見たり更新したりできるやうになつてゐるのだらう。新着情報を見ることもできたりする。

特に貸し出し状況の確認と予約は實に便利だ。
これまで読んでみたいけれども版形が大きいし、買ふのはちよつとねー、と、躊躇してゐた本を思ひつくままに予約してゐる。
貸し出し状況も、オンラインで調べられるつて便利だよなあ。次に予約が入つてゐなければ貸し出し延長を申請することもできるし(これも自治体によつてちがふだらうとは思ふが)。

しかし、何より変はつたと思ふのは司書さんたちだらうか。
やつがれがこどものころの司書さんといふのは、おしなべて無表情で愛想がなかつた。実際、司書とはそんな愛想をふりまくやうな仕事ではなかつたと思ふ。

それがどうだらう。
どの司書さんもみな親切で、にこにこしてゐたりする。
そのせゐか、こちらもなんとなく腰が低くなつたりする。

就職したばかりのころ、職場付近の図書館を利用してゐたことがある。
その図書館の司書さんは、實にfriendlyであつた。中のひとりは近所のこどもたちの兄貴分(といふにはかなりお年ではあつたけれど)のやうな感じがした。かたはらで見てゐてなんだかいい感じだつた。

そのせゐだらうか、その図書館にある本はどれも非常に状態がよかつた。
母はかつて地元の図書館から本を借りてくるのをいやがつたことがある。
本の状態がひどく悪かつたからである。
見るからに汚らしいものが多かつた。
図書館の本とはさうしたものと思つてゐたが、職場のそばにあつた図書館はちがつた。
十年以上経た本でも、それなりにきれいな状態だつた。
司書さんのfriendlyさと関係があるのではないか。
当時はさう思つてゐた。

さて、地元の図書館の司書さんたちはfriendlyになつたものの、本の状態は以前とそれほど変はらないやうに見える。もつと昔からある本が多いから、といふのもあるかもしれない。
図書館の蔵書がきれいかどうかは、単に利用者のモラルに寄る、といふだけなのかもしれない。

いづれにしても、図書館はこれからも利用して行くつもり。

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Tuesday, 28 February 2012

描いたり貼つたり

MoleskineやTraveler's Noteの人気つてやつぱり絵を描いたりいろいろ貼り込んだりするのに向いてるからなのかなあ。

などと、Smythsonの手帳のあとにMoleskineを使ふやうになつて、ふと思つた。

Smythsonの手帳にあれこれ貼り込んだり、絵ばかり描いたりするといふ話はあまり聞いたことがない。
まあ、使つてゐる人を知らないといふ話もあるけど。

思へばほぼ日手帳もさうか? 結構みんな絵を描いたり写真やなにやらを貼り込んだりしてゐるよね。

おそらくSmythsonの手帳などはひたすらひたすら文字でページを埋めていきたい人向きなのだらう。
そんな気のする秋のゆふぐれ。

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Monday, 27 February 2012

MOLESKINEへの回帰

Notebooks

今度の手帳はMoleskineの星の王子さま。罫線ありである。Smythsonの手帳も予備を買つてあるので、引き続きそちらにしてもよかつたのだが、気がかはつた。

Moleskineからはなれた理由は、使ひたい萬年筆と使ひたいインキを使へなかつたりするからだつた。
シェーファーのノンナンセンスにモンブランの黒を入れてゐるのだが、Moleskineに書くとこれがものの見事ににぢむ。下手すると裏抜けする。これ一本だけならいいのだが、他にもさういふペンとインキの組み合はせはいくらもある。

そこでアサヒヤ紙文具店のQuill Noteを使つてみたりSmythsonを使つてみたりしてみた。いづれもすばらしい手帳である。とくに萬年筆で書くのに不自由がない。

Moleskineに戻つてきた理由は、いろいろあるけれど、ひとつには普段一番よく使つてゐる中屋万年筆と相性がいいことがあげられる。他のペンについてはOwlに入れたMONOKAKIと一緒に使へばいい。

そんなわけで、Smythsonは一旦おいて、Moleskine、といふ運びと相なつたわけだ。

星の王子さまエディションといふことで、表紙には「大切なものは目には見えない」とフランス語で書いてある。

大切なもの、肝心なものは目には見えない。

多分、今後書き連ねるであらう文章よりも、そこに書かれてゐないことに、重要なことがあつたりするのだらう。

Smythsonの手帳には、かなしい記憶がいつぱいつまつてゐる。おそらく今後も折りにふれ持ち歩いて読み返してしまふのではないか。そんな気がする。

星の王子さまの手帳には、まちつとちがつたことを書けたら、と思ふ。「ぢいさんばあさん」のセリフではなけねども、「生まれかはつて新し」く生きて行かう。さう思つてゐる。

まだなかなかそんな進境にはならないけれど。

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Sunday, 26 February 2012

楽しいんだけど

なかなか進まないビーズ入りタティング。

Tatted Necklace in Progress

ビーズを糸に通したらあとは結ぶだけー、といふのなら、まあ、なんとかなつたりするのだが、これのやうに、かぎ針を使つてビーズを通すやうな部分があると、「ちよつと時間があいたときに」といふのはむづかしい。いきほひ、休みの日、それも出かけないやうな日にしかできないことになつてしまふ。

あ、今見たら、ねぢれてるところがそこかしこに……とほほ。

色合ひ的には夏めいて見えるので、のんびりやるつもり。

と、日記には書いておかう。

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Saturday, 25 February 2012

毛糸が足りない

どうやら使用量を見積もり損ねたやうだ。
毛糸が足りない。
あと二段+伏せ目なんだが、あきらかに足りない。

選択肢はふたつ。
ひとつ前の模様までほどくか。
あるいは別の毛糸を足すか。

ひとつ前の模様までほどくと大きさが足りない気がする。
かといつて、丁度よい毛糸があるわけでもない。

むう。

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Friday, 24 February 2012

のんびりし過ぎちやゐませんか

Corridale

平日、職場で昼休みにちまちまちまちま紡いでゐるコリデール、やつと二玉目ができた。
まだ単糸だけど。
来週から双糸にするぞー。おー。

一応、レースのショール編むんだー、と、決めてゐるから、なんとかつづいてゐる気がする。

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Thursday, 23 February 2012

夜更かしできない金曜日

金曜日といへば、以前は確かに夜更かしし邦題な日だつた。

しかし、ここのところそれができない。
眠過ぎるからだ。
普段から睡眠が足りてゐないからだ。

あの、明日は土曜日といふちよつと浮かれた気分は今はない。
「とにかく寝なきや」
これだけである。

つまらんなー。

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Wednesday, 22 February 2012

それでも記録を取る

ライフログ? けっ。
とか思つてゐるくせにね。

なんで「けっ」と思つてしまふか、といふと、どうもライフログとやらいふものは前向きな人間のもののやうな気がするからだ。
根つから後ろ向きにできてゐる自分には無縁のもののやうに感じられる。

でも、どうやら記録の取り方が足りないやうだ。
家で咲いた蘭の写真を撮つた記憶があるのだが、どうしても見つからない。
ここのところは咲かない年もあつたりしたけど、咲いたら撮るやうにしてゐたのにな。

その蘭も、どうやらたうとう年貢の納め時のやうだ。
20年のあひだ、よく咲いたものだと思ふ。

きちんと記録を取らなかつたことが悔やまれてならない。

悔やまないために、明日もまたムダと知りつつ記録を取り続けるだらう。

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Tuesday, 21 February 2012

寝不足

夕べは夜更かしをしてしまつた。
本来は、夕べ「も」と云ふべきかもしれないが、夕べの夜更かしはいつものそれとちがつた。

タティングシャトルを入れたがま口がない。
最後に見たのがいつだつたかも覚えてゐない。
土曜日に「失はれた時を求め」た際に、デニーズで取り出した記憶はある。
その後の記憶がない。

かばんをひつくりかへしたり、あちこち探してみたがない。
夜のこととてあまりドタバタするわけにもいかない。

そんなわけで、夕べはあきらめて寝ることにした。もう三時をまはつてゐたことと思ふ。
時間になつたらデニーズに確認の電話をしてみやう。
「ありますよ」とは云はれない気がしたけれど、一か八かだ。

今朝起きて、なんの気になしに机の脇を見てみたらこは如何に。
机と壁の隙間に、あるぢやあないか、がま口が。
いつ落ちたのだらう。わからない。

しかし、あつた。
よかつたよかつた。
なかつたらそれこそこの世の終りのやうな心持ちになつてゐたにちがひない。

GR-8 Tatting Shuttles

このがま口、銀座大和屋で購入した濱野皮革工芸のナティカFである。
買つてしばらくは普通にがま口として使つてゐたが、なんだか使ひ勝手がいい。見た目は思ひきりおばさん仕様な感じがするんだがなあ。
どうやら現在はこのネイビーのやうな色はない模様だ。
このがま口もお気に入りなんだよねえ。
根付け(?)を見ればわかるとほりだ。

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Monday, 20 February 2012

週末に編みすぎると

平日、なかなか編めない。

最近では週末ほとんど編まなくても平日にはほとんど編めない。
これが結構ストレスになるんだよなあ。

それで「ちよつとでも編んでから寝やう」と思ふと、今度は睡眠時間が圧迫されて、それはそれでまたストレスの種になる。

なんとかならないものかなあ。

と、打つてゐるあひだに編めばいいのか。

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Sunday, 19 February 2012

この週末の手藝模様

昨日はいきなり思ひたつて「失はれた時を求めて」しまつた。
今日は一日ひきこもつて手藝三昧、といきたいところだつたが、もともとの予定は午前中かたづけをして途中からNHK教育TVで将棋を見て、午後はひさしぶりにタティングでも、といふものだつた。
割込があつた。
午後、突然客が来ることになつてしまつたのだつた。
かつて森博嗣が、休日もきちんと予定を立てて、割込は極力許さないやうにしてゐる、といふやうなことを書いてゐたやうに思ふのだが、その気持ちはよくわかる。
休日にも予定は必要だ。むしろ、休日にこそ予定は必要かもしれない。
働きに行く日にはできないことがたくさんあるからだ。

割込が入つたなら、それにあはせて予定を立てなほせばいいのだが、そんな気にはならず、結局朝から編んでしまつた。

Wingspanである。

Wingspan in Progress

NHK杯を見ながら、がんがん編んだ。
今日一日でここ三日分と同じくらゐ編んだ気がする。

糸はすでに書いたが、Opalのダンブルドア先生である。
毛糸だまの状態で見ると、「うーん、なんとなく、そんな感じ?」といふ気もするが、編んでみたらまるでたこ焼きのやうな色合ひになつてしまつた。青つぽい部分とか緑つぽい部分が青のりで、赤い部分が紅生姜に見えて仕方がない。

ま、いつか。

気を取り直して、タティングレースもちよこつとだけやつてみた。

Tatting in Progress

天然石とビーズが美しいタティングレースの首飾り から、エヂングのパターンを手持ちのビーズにあふやうに作つてみてゐる。

ビーズを入れて結ぶのはとても楽しい。特にこのスリーカットビーズの青い色がいいんだなあ、これが。

この週末は、まあ、それなりにやりたいことやつたかな。
これで明日はちやんと起きられるはず。

結局、働く日中心で考へちやつてるなあ。

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Saturday, 18 February 2012

失はれた時を求めて

思ひたつて、幼稚園に上がる年の四月から翌年の八月まで住まひしてゐたあたりに行つてきた。
もうやつがれ一家の住んでゐた集合住宅は取り壊されて、新しいマンションが建つてゐると聞いてゐた。
また、幼稚園のときに一年四ヶ月ばかりしかゐなかつたところだから、それほど周囲の記憶があるわけではない。

果たして最寄り駅に降り立つと、あたりの記憶はまつたくなかつた。
父は車を持つてゐたし、平日は幼稚園に通つてゐたせゐか、電車でどこかへ行くといふこともなかつたやうに思ふ。それで覚えがないのだらう。
駅付近には病院通ひで行つたくらゐだ。
病のせゐだらう、歩道橋をあがるのがひどくつらかつた記憶があるが、今はどこにも見当たらない。
駅で地図を見て、こちらの方向だらうとあたりをつけて歩き始めても、当時はなかつただらう店舗ばかりが目につく。

ところが、ちよつとした細い道に入つて、角を曲がると、そこはなんとなく見覚えがある気がした。
目医者に通ふときに通つた道だつた。
結膜炎にかかつて何度か目医者に行つた。さういへば、耳鼻科にも通つてゐたな。ネフライザをやつてゐた。
このとき、帰りに焼き鳥屋に寄つて焼き鳥を買つたことが何度かあつたはずだ。
多分、最初は病院帰りに買つてゐたのだらう。そのうちその焼き鳥屋目当てに行くやうになつたんぢやないかと思ふ。
人生初の焼き鳥が、そこの店の焼き鳥だつたらう。
当時、鶏のレバーが好きだつた。
肝臓だなんて知る由もないし、ものによつては食べられたものではないといふことも知らなかつた。
そこの店のレバーの焼き鳥はとてもおいしかつた。
生まれてはじめて目医者に行つて、血のついてゐる脱脂綿に怯へた記憶と、レバーの焼き鳥がおいしかつた記憶はわかち難く結びついてゐる。

ふと見ると、焼き鳥屋があつた。
店頭売りの焼き鳥屋だ。
店のやうすを見ても店名を見ても、まるで思ひ出せない。
だが、なんとなくここなのではないか。
そんな気がした。

ためしに鶏のレバーと皮、つくねを二本づつ買つてみることにした。
そのとき、思ひきつて、「こちらはもう長いんですか」と訊いてみた。
そんなに長いわけではない、四十年くらゐだ、といふ答へが返つてきた。
こどものころこのあたりに住んでゐて、おいしい焼き鳥屋さんがあつたと思ふのだけれど、といふやうな話をしたところ、そのころからやつてゐる焼き鳥屋はうちくらゐだ、といふ返事だつた。

ここだ。
全然思ひ出せないけれど、おそらくここだ。

その場で炭火でかるくあぶつてくれて、たれをたつぷりかけてくれた。
持ち帰つて、あたためなほして食べてみた。

うまい。
くさみのない、食べやすいレバー。
たれはさらつとしてゐて、甘さ控へめ。
正直云つて、記憶にはない。
でも、これだ。
多分、これなのだ。

もう確認できる相手もゐない。
勝手に認定する。
これが、あのときのあの焼き鳥だ。

そんなに遠くないし、そのうちまた買ひに行きたい。

yakitori

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Friday, 17 February 2012

バッグ・イン・バッグにもなるウェストパッグ

ぱつと店頭で見たとき、「これはネコリュックのバッグ・イン・バッグに最適なのでは」と思つたのがこのポーチ。

ARTISAN&ARTIST

ARTISAN&ARTISTのウェストバッグである。

ネコリュックは大変すばらしいリュックサックである。ただ、定期券入れが入るくらゐのサイズのポケットがひとつあるきりなので、細かいものは中でばらばらになりがちだ。バッグ・イン・バッグが必要なのだつた。あ、やつがれは、ね。
そんなわけで、今までは手持ちのバッグ・イン・バッグを使つてゐたのだが、ネコリュックに入れるにはちよつと幅が広いのが気になつてゐた。仕方がないので横になるやうに入れてゐた。ネコリュックのファスナーを開けたときに、その方がとりだしやすいからである。

デルフォニクスのインナーキャリングSがサイズとしてはいいんぢやないかと思つてゐたが、実物を見ないうちはなんともね、と思つてゐた。

そこに、ARTISAN&ARTISTである。

第一印象は、「やうすはいいけど、そんなに入りさうにないし、ちよつと背が高いよなー」だつた。
決め手は、実際に使用してゐるやうすが見られたことだつた。

よくよく見れば、三人ゐる店員さんがみなこのバッグを使つてゐる。
ウェストバッグといふかヒップバッグといふか、そんな風にしてゐる人もゐれば、ななめがけにしてゐる人もゐる。
どのバッグにもいろんなものがたくさん入つてゐて、見るからに「使へさう」な感じ。
「長財布も入るんですよ」と、実際に見せてくれたりね。

やはり、実物を見られる+使用してゐるやうすを見られるといふのは、デカい。

そんなわけで、買つてみたのだが。

ネコリュックとあはせるときは、即取り出したいものを入れてポーチとして使つてゐるので、結局バッグ・イン・バッグにはなつてゐない。
パパスとあはせるときは、バッグ・イン・バッグとして使つてゐる。
メインコンパートメントに化粧ポーチと折り畳み財布、ポケットティッシュケースを入れて、背後のメッシュポケットにはiPhone。両脇にはeneloopのUSB出力付ハンディ電源と、中屋万年筆の萬年筆。前のポケットに携帯電話やFRISK、ほぼFRISKサイズの裁縫セットにiPod Nanoとその他こまごましたもの、手前のゴムには手ぬぐひを畳んではさんでゐる。写真に写つてゐるものとしてはほかにショールピンと歯磨きセットがある。

どれも取り出しやすいしうへ、ほかにもペンをさせるやうなポケットがついてゐるのでまだまだ入れられさうだ。

この手のバッグは「たくさん入りますよ」と云はれて実際に使つてみると、「やつぱりそんなに入らない」と思ふことばかりだ。「たくさん入りますよ」には「見かけの大きさのわりには」といふことばがかくされてゐる。
このバッグは「ほんとにたくさん入る」だ。そのわりにふくらまない気もする。
職場ではこのままかばんから取り出して持ち歩いてゐる。帰りはそのままかばんに入れておしまひ。

いい。いいぞ。使ひ勝手は最高だ。

そのうち、ネコリュックに入れてバッグ・イン・バッグとして使つてみるかなあ。

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Thursday, 16 February 2012

編み初めてしまつた

まだForest Fiestaの編み上がる目処もたたないといふのに。

編み初めてしまつた。
Wingspanを。
使用糸はOpalのダンブルドア先生だ。OpalのHarry Potterシリーズの中では一番落ち着いた色合ひかなあと思つたのだが、もしかするとWingspanにはあはないかも。もしかしなくてもあはないかも。
でもまあ、なんかジジくさい色合ひでもいいか。

こんな調子でForest Fiestaは仕上がるのか?
そしてWingspanは?
それは次回の講釈で。

なんちて。

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Wednesday, 15 February 2012

大事に使ひたいかばん

夕べ、ル・ボナーのblogで大変すばらしいエントリを拝見した。
9年使って頂いてもこんなに奇麗なプティ・トートがそれである。

シュランケンカーフの黒つてこんな感じなんだー。
もともとのかばんのふつくらしたところも残しつつ、いい感じに馴染んでゐる。
いいなあ。自分のプティ・トートもこんな風になるか知らん。

うーん、でもなあ、通勤時に使つたりしてゐると満員電車で押されまくつたりするし、人と人とのあひだにはさまれてしまつたりすることもある。
ちよつとこんな風には使へないだらうなあ。

などと書きつつ、しばらく使ひこんでみやうかな、と思つたりする単純なやつがれなのであつた。

ル・ボナーのプティトート

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Tuesday, 14 February 2012

ムダでもいいぢやない

日本人の9割に英語はいらない」を読んだ。

えうは、「哲学・主義・主張もないものが英語を学んでも意味がない」といふことだ。
山本夏彦の本に、幕末明治に欧米に赴いた人々の中にはあちらでgentlemenと目された人もゐたとある。幼いころから四書五経に親しみ骨の髄まで浸透してゐたからだらう。
この本の中にも出てくるが、スタンフォード白熱教室で課される予習の読み物の中にはギリシャ・ローマの古典も多く見られる。つまりはさういふことだ。
今の日本人には望むべくもないことである。あるていどの年齢になつてから、突然その必要性に迫られて苦労する人も多からう。もちろんまつたく必要性を感じない人も大勢ゐるだらうけど。

また、「必要に迫られれば英語などイヤでも覚える」といふのもそのとほりかと思ふ。必要もないのに勉強したつて英語なんか身につくわけがない。さういふことだらう。

こどもをバイリンガルに育てることによる弊害は、テキサス州エルパソでいくらも見てきた。確かに英語もスペイン語も堪能で、日常のコミュニケーションは問題ない、だが、英米やスペイン、中南米の文学を楽しむことができるレヴェルにゐるかといふとどうかな、といふ高校生が多かつた。

その一方で、「Wer fremde Sprache nicht kennt weiß nichts von seiner eigenen.」といふことばもある。ゲーテが云つたのだといふ。これも「母国語のろくろくできない輩にはあてはまらない」と云はれたらそれまでだが、外国語を学べば誰でも母国語になにがしかの思ひを馳せるものではあるまいか。

また、趣味のある人は英語を覚えることで世界が広がることもあるかと思ふ。すこしたしなみがあるだけで、未知の世界がひらける、さういふこともあらう。

やつがれも、九割側の人間だ。日々の暮らしに英語なんてほんとに必要ない。
でも、必要だから学ぶの? ムダでもいいんぢやない? そんなになにもかも功利的に考へなくたつていいんぢやないかなあ。
そんな気もするのだつた。

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Monday, 13 February 2012

Forest Fiesta: はかどらない

この週末は二日とも外出したりだとか来客があつたりだとか、いろいろばたばたとしてゐて、あまり編めなかつた。

といふのは云ひ訳だなあ。
編むつもりになればいくらでも編めたはずだからだ。

早くしないとあたたかくなつてしまふんだがなあ。

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Sunday, 12 February 2012

襲名披露 初日

六代目中村勘九郎襲名披露の夜の部を見てきた感想を書いてみた。

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Saturday, 11 February 2012

ノートカヴァの誘惑

WILDSWANSのOWL B6版を買ふてしまつた。
それも冬のスフマート限定版。

WILDSWANS OWL B6

別に通常版のOWLでもよかつたし、通常のスフマートでもよかつたのだが、実物を見てくらりときてしまつたといふわけだ。
c.o.u.で購入した。

B6にしたわけは、去年の七月アサヒヤ紙文具店で、うつかり満寿屋のMONOKAKIのB6判を買ふてしまつたからだ。
別段、そのまま使つてもよかつたのだが、なんとなくカヴァがほしかつた。
贅沢? そのとほりである。

OWLはこんな横長の箱に入つてゐる。
WILDSWANS OWL B6

開くとこんな感じ。ペンのところにはベリカンのスーヴェレーン300をさしてみた。
プラチナのベラージュも入つたので、今はそれにさしかへてゐる。
WILDSWANS OWL B6

上から見るとこんな感じ。
WILDSWANS OWL B6

まだまだ「ふがふが」とした形だが、使ひ込んでいくうちにノートに馴染んでいくといふ。
実際、店番をしてゐた人が一年半ほど使ひ込んだといふOWLを見せてもらつたが、これが實にいい感じにノート馴染んでゐて、光沢もすばらしかつた。
こちとら革についてはトーシロなわけで、ああはなかなかならないかもしれないが、ちよつと夢を見てしまふなあ。ああなつたらいいなあ、と。

キラキラとラメの入つてゐるのが見えるだらうか。
WILDSWANS OWL B6

これ、時間がたつとどうなるのかね。
そこらへんもとても楽しみである。

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Friday, 10 February 2012

異様な眠気

三ヶ月くらゐ前からだらうか。
湯舟で歯を磨くやうにしてゐる。

なんでも、湯舟で歯を磨くのはいいのださうた。
口の中があたたまつてゐる状態で磨くと虫歯防止だかなんだかに役立つのらしい。

だが、もちろん、そんなことを考へて磨いてゐるわけではない。

寝落ち防止。
それである。

歯を磨きながら湯舟につかつてゐれば、寝ることはない。
さう思つた。
そして、それは正しかつた。

あるときまでは。

今宵も、歯ブラシをくはへたまま、ぐつすり寝入つてしまつた。
むむー、どうしたら。

早く寝ればいいのか。
理屈としてはさうなるのだが、それができたら苦労しないんだよねー。

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Thursday, 09 February 2012

時間がない

一日は24時間で、それは昔と変はつてゐないはずなのだが。
編む時間もなければ、読む時間もない。紡ぐ時間だつて。

をかしいなあ。どうしてかうなつてしまつたのか。

と愚痴りつつ、すでに眠たくてどうにもしやうがないので、今宵はこれまでに致したうございます。

そして、これがストレスになつてまた寝不足になつたりするのだつた。
嗚呼、悪循環。

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Wednesday, 08 February 2012

春夏の新刊

毛糸だま 春号」は買ふとして。

もうこれ以上ものを増やしてはいかんのだが如何せん、それが結構むづかしい。
なかなかあきらめるといふわけにもいかない。

スタイリッシュな手編みのニットもよささうなんだよなあ。

とか云ひながら、案外いつしかあきらめてゐるかもしれない。

といふか、あきらめたい。

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Tuesday, 07 February 2012

蝸牛の如し

Forest Fiestaを編んでゐるのだが。
なにごともなければもうだいふ進んでゐるはずだつた。
外周が終はつて、やつと平らに編むところまできた。
512目を円にして編みはじめ、300目まで減らした。
そこから144目伏せて、96目を平らに編むところまできたといふわけだ。

だがここから先も長さうだ。
ここまで来たら完成できるやうな気もするけれど、なにしろやる気に波が出てきてしまつたからなあ。
うーん、着られるうちにできあがるかなあ。できあがるといいなあ。

実は、これの袖無し版を編みたいんだよね。
情けないことにどうなつてゐるのかよくわからなかつたので、とりあへず編み方通りに編んでゐるといふわけ。

しのごの云つてる暇があつたら編めつてか。
さうかなさうかも。

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Monday, 06 February 2012

糸はできるだけ巻いておきたい

糸をフルに巻いたタティングシャトルがきらいな人がゐて?
その糸が減つていくのを見るのは悲しいことぢやなくつて?

ま、そーゆーことだ。

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Saturday, 04 February 2012

着つつ慣れにし

Tatting Lace in Progress

とりあへずGR-8 Shuttleのふたつ遣ひ。
GR-8 Shuttleは一度引き出した糸を巻き取るのがチト難ではあるが、使ひ慣れたものは使ひやすい、といふことなのか。

以前も書いてゐるけれど、このシャトルに慣れるのにはタティングレースができるやうになるのと同じくらゐ時間がかかつたと思ふ。

糸はLisbeth #20 の Autumn Spice。
同じLisbeth #20 でも見てくれからして質感がまつたく異なるものがある。
ほかの糸でもあることだけれとも、ぱつと見の印象の方が大変だし大切にするからな。
この糸はしなやかでやはらかい感じがする。
染料の関係かねえ。

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Friday, 03 February 2012

唐衣

近頃はちがふシャトルを使ふことが多かつたが。

Curds & Whey in Autumn

使ひ慣れたシャトルはやはりいいね。

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Thursday, 02 February 2012

ビーズも入つてにぎやかに

タティングレースにかかはらず、棒針編みもかぎ針編みも、ビーズが入つてたりするとちよつと嬉しい。
あ、自分で編む場合、ね。
糸撰びとビーズ撰び、糸とビーズの組み合はせ、そんな手前で悩んでしまつて着手するところまでたどりつけないことばかりなのだが、それでもなんとなくいいよね、ビーズ入り。

ドヰ手芸に行つたのは五回ほどか。
店内階段や踊り場の壁に貼り出されてゐるお教室の生徒さんのものとおぼしき作品を眺めるのが結構楽しいのだが(中には藤戸禎子作品もあるわけだが)、モチーフつなぎのタティングレースのショールをまぢまぢと眺めたものだつた。
ビーズ入りなんだけど、全部のモチーフにビーズが入つてゐるわけではなくて、一つおきといふか、市松模様つぽい感じといふか、そんな風に入つてゐたやうに思ふ。

そつか、全モチーフにビーズを入れなくてもいいんだよねー。
全部に入れると重たくなるしねー。

それを参考にいつか自分も、と思ひつつ、幾星霜といふ体たらくである。

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Wednesday, 01 February 2012

1月の読書メーター


読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1894ページ
ナイス数:3ナイス

腕貫探偵 (実業之日本社文庫)腕貫探偵 (実業之日本社文庫)
西澤保彦にしては読後感がいい気がするのは記憶力衰退のためか。ハッピーエンド風味なのはいいかも。短編集で、話が進むにつれインパクトが薄れて行くのは仕方がないのかも。「喪失の扉」は最後の句点が余分な気がする。
読了日:01月03日 著者:西澤 保彦
英語にあきたら多言語を! ~ポリグロットの真実~英語にあきたら多言語を! ~ポリグロットの真実~
あきるほど学んだわけぢやないしなー、といふところか。外国語はこどものうちに学んだ方がいいか、といふ問ひには、「場合による」つてところかなあ。米国と墨国との国境地帯出身で英語もスペイン語もペラペラ、といふ人々を見てゐると、喋れるけど読解力に欠けるとか文法が今ひとつとかさういふ人も多い。まあ、「喋れればいい」のならそれでいいのかもしれない。英語に関してはさう思つてゐる人が多いと思ふな、本邦には。
読了日:01月04日 著者:トニー ラズロ
Get Everything Done: And Still Have Time to Play (Help Yourself)Get Everything Done: And Still Have Time to Play (Help Yourself)
5分間スライシング、作業の半分に着手、抵抗を覚える作業からはじめる。この本にあるタイムマネジメントの主な手法はこの三つか。「タイムマネジメントの手法のほとんどは実行不可能」とはそのとほりかと思ふが、この三つだつてかなり実現するのはむづかしい。いづれにせよ、「自分にとつて大切なことはなにか」といふことがわからないうちは、手法ばかり覚えても仕方がないのだらう。それはこの本にも書いてある。 冒頭、「毎晩明日実行することをひとつ考へて、翌日絶対に行ふ」といふexerciseが課される。できたら苦労しないよな。
読了日:01月10日 著者:Mark Forster
完璧な涙 (ハヤカワ文庫JA)完璧な涙 (ハヤカワ文庫JA)
砂と砂漠のイメージが印象に残る。砂には感情がない感じがするからだらう。海や空には感情がある気がする。でもこのイメージは昔この物語をSFマガジンで読んだから得たものなのかもしれない。
読了日:01月12日 著者:神林 長平
真田幸村 (文春文庫―柴錬立川文庫)真田幸村 (文春文庫―柴錬立川文庫)
「滅びゆく者に、「美」を飾らせるは、人の人情にて、余もまた、覇者・成功者に対して、共感をおぼえざるものなれば」といふ前説にすべてあらはれてゐる。
読了日:01月16日 著者:柴田 錬三郎
理科系のための英文作法―文章をなめらかにつなぐ四つの法則 (中公新書)理科系のための英文作法―文章をなめらかにつなぐ四つの法則 (中公新書)
読みやすさを重要視した文章を書くための本だといふのに、コラムが文章の途中にはさまれてゐたりして非常に読みづらい。呟きもしたが、「仮説2.1つてなんだつけ?」とページを戻ること一度ならず、しかも探しづらい。日本語の文章を書くのにも役立つといはれて読み始めて、確かにそのとほりだとは思ふけど、これだけ読みづらいと「ほんたうかなあ」と疑いたくなつても仕方がない。
読了日:01月18日 著者:杉原 厚吉
風さん、高木さんの痛快ヨーロッパ紀行風さん、高木さんの痛快ヨーロッパ紀行
出版を前提にした文章としない文章との差か、山田風太郎の日記の方が若干おもしろく感じられた。後半だんだん量が少なくなるのは、疲れてきたからだらうか。海外旅行解禁後そんなにたつてゐないはずなのに、もう日本人はいいカモだつたんだねえ。しみじみ。
読了日:01月22日 著者:山田 風太郎,高木 彬光
坂東三津五郎 踊りの愉しみ坂東三津五郎 踊りの愉しみ
「力を入れない方が手が美しく見える」といふくだりを読んで、「アステアもそんな感じだつたのだらうか」と思つた。ロジャーズと別れた後、ステッキや帽子掛け、ピアノなどの非生物と踊るときのあの命のないものに命の宿つてゐる感じ、あれはかういふからくりなのかも。 「踊りわかんないし、わかるやうになれたら」と思つて手に取つたが、そちらの効果は自分にはあまり期待できないやうだ。目に見えるものに注意がいかないからかもしれない。目が悪いからさ。
読了日:01月29日 著者:坂東 三津五郎

2012年1月の読書メーターまとめ詳細
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