なにも決まらず
昨日編んだサンプルを見て、「やつぱり5号で編んだ方かなあ」と考へたきり、なにも決まつてゐない。
5号で編んでみて、やつぱり10号とか9号とかの方がよかつたら編みなほせばいいかー、と思はないでもないのだが、残念ながら人生は編みなほしをするほどには時間がない。
……煮詰まつてるのかもしれないな。
煮詰まつてゐるときの指標はいくつかあるが、ひとつは財布の中の五円玉と五十円玉の数である。
五円玉や五十円玉が三枚以上あるときは、煮詰まつてゐるときだ。
疲れてゐるとき、と云つてもいい。
清算をするときに、五円玉とか五十円玉を出すのがめんどくさかつたのだらう。
そんなことがめんどくさいつてどうよ。
まあ、つまり、それくらゐをかしいつてことだ。
もうひとつの指標は、インキ切れの萬年筆の本数だ。
今日、六本の萬年筆にインキを補充した。
ほかに何本か「とりあへず洗つて片付けちやはうつと」と思つてゐるペンもある。
なぜ放置してゐるのか。
めんどくさいからだらう。
よく使ふ萬年筆のインキは切らさないやうにはしてゐるんだがね。
今となつては萬年筆でないと字が書けなくなりつつあるし。
今日はそんなわけでのんびり過ごさうと思ひしが、「タティングレースの素敵なこもの」からドイリーを作つたりした。
のんびりといへばのんびりだけど。
作つてる途中で、己が指の先の神経の行き届かぬことに絶望すること一度ならず。
わかつちやゐることだけど、あらためてがつくりしてしまふ。
もつと太い糸とかで練習した方がいいのか知らん。
「いいのか知らん」とか云つてないで、やつてみればいいのか。
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