身のほど知らず
デカいものを編みたい。
かぎ針編みのカーディガンを完成させて何か勘違ひしてゐるのにちがひない。
また、なにかデカいものを編みたい。
一冬にカーディガンかセーターを一枚。
それで十分なはずなのに。
まあ、それで十分、とはいつても、タンスの中には毛糸がつまつてゐるし、ちまちまこものばかり編んでゐても、なあ、といふのもある。
一方で、やつがれはどちらかといへばこもの編みで、即結果の出るものでないと完成率が低くなる、といふこともある。
ここは冒険だが、この冬にもう一枚、挑戦してみるかなあ。
ものは、「Knit, Swirl!」に出てゐるカーディガンといふかジャケットといふか、まあ、そんなもの。
糸はパピーのキエティを使ふつもり。
かぎ針編みのカーディガンのときは、「これなら絶対編める」と思つた模様だつた。
今度はメリヤス編みと裏メリヤス編みのくり返しだからなあ……。完成できるか知らん。
ところで、本を見てゐたら、目数リングを八個使ふ、と書いてあつた。そのうち一つは段の初めがわかるやうにちがふ色のリングを使ふやうにとのこと。
ところが手持ちには五つしかリングがない。
仕方がないので、タティングシャトルに残つてゐた糸で即席リングを作つてみた。
毛糸の半端なので作つてもよかつたんだけどね。まあ、酔狂といふところか。
で、まあ、編みはじめたいところだけど、作り目を五百とか六百とかしないといけないので、それは明日かな。
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