疲れ具合をはかる指標
どれくらゐ疲れてゐるかをはかる指標にはいくつかある。
わかりやすいものでいくと、財布の中の五円玉と五十円玉の数。
五円玉と五十円玉のどちらか或はそれぞれ三枚以上あるときは、どつかをかしいときだ。
清算するときに、財布の中身を確認する余裕がないといふことだらう。
数を数へて我に返ると、しばらくは五円玉や五十円玉を使へる機会をうかがふやうになる。
最近、たまりやすいんだよなあ……。
もうひとつわかりやすいものとしては、萬年筆のインキ切れがある。
普段よく使ふペンにはいつでもインキが入つてゐるし、切れても即補充するのだが、職場に置いて使つてゐるものなど、うつかりするとインキがなくなつたことに気づかずにはふつたままになつてゐる場合がある。
今回はとくにひどくて、毎日のやうに萬年筆を洗浄し、しばらく使ふことはないだらうといふペン六本にはインキを入れずにしまひこむことにした。
まあ、本数がありすぎる、といふ話もあるのだが。
でもうまく回せてゐるときはうまくいつてゐるので、やはりこれも疲れが原因だらう。
疲れといふよりは精神的な活動の低下、かな。
わかつてゐるならなにかした方がいい、或はなにもしない方がいいのだらうが。
それができたら苦労しないんだよねー。
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