最近使つてゐるシャトル
例によつて、初芝居に行つてきた。
今年は都内だけでも新橋演舞場、ル・テアトル銀座、国立劇場、浅草公会堂、平成中村座と五カ所で歌舞伎興行があるといふ。全部なんて行けないつて。
ひとまづ今日は演舞場の昼の部。ほんとは昼夜通しで見たいけど体力の問題で断念。
ところで、歌舞伎の公演といふのは、幕間が長い。最低でも二回あつて、長い方は三十分前後が普通である。
お弁当を食べたり劇場内でお土産などを物色したりするための時間なので、長いと云ひながら、実はあつといふ間に終つてしまつたりする。
でも時に手持ち無沙汰。
そんな時間をつぶすのには、タティングレースが最適だ。
かぎ針編みとかの方が即やめられていいのだが、タティングレースの方が持ち歩くものが少なくてすむ。
ここのところよく使ふのは下の写真の左側のシャトル。
David Reed Smithのタティングシャトルで、木はPurpleheartである。もうあまり紫色は残つてなくて、だいぶ茶色い。
見てわかるとほりクロバーのシャトルより小さくて、厚みがある。サイズは2 inchでbrass spikeといふのを注文した。先端のとがつた部分が真鍮製になつてゐる。
糸はたくさん巻けるが巻きにくい。小さいのでタティングはしやすいと思ふ。
今はPayPalで支払できるが、最初に購入したときはそんなものはなくて、いろいろ大変だつた記憶がある。なにしろ初めて海外から物を取り寄せたのがこのDavid Reed Smithのシャトルだつた。
いつもは糸の巻きやすさほどきやすさからボビンを用ゐたシャトルに戻つていくのだが、糸の巻いてあるあひだはこれを使ふてゐる気がする。
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