かのこ編み addict
大晦日に毛糸の買物納めに行き、帰つてくるなり編みはじめたのがこれ。
三國万里子の「編みものこもの」に掲載されてゐるかのこ編みのキャップである。
糸は指定のダイヤイーノストレート。色も指定のものと思つてゐたら、ちがつた。これは508。
針も指定の7号で編んだ。三國万里子は手がキツいと聞いてゐたので結構キツく編んだつもり。横はいい感じに編めたが、縦はどうにもならなかつた。5号くらゐで編んだ方がよかつたかもしれない。
もひとつ、本では7号の二本針と四本針を使ふやう書いてあるが、おそらく輪針で編んだ方がいい。編みながら頭にあててサイズの確認ができるからだ。
帽子本体は大晦日のうちに編み終はつてゐた。ボタンがなかつたので仕上がつたのは一月二日。初芝居に行つたついでに銀座のユザワヤに寄つてボタンを買つてきた。
ボタンの大きさは申し分なかつたけど、編み地につけるにはチト重過ぎたやうだ。
それにしてもかのこ編みつてなんでこんなに楽しいかね。これは二段二目のかのこ編み。textureな感じがいいのかなあ。
はじめてかのこ編みを覚えたときのことを思ひ出す。あのときも楽しくて、「この編み方でなにか大きい物を編みたい!」と思つたものだつた。結局果たせてないけどねー。
Debbie Blissの作品にもかのこ編みのステキなものがいくらもある。
うまく編めると斜めに模様が浮き上がるのもいいんだよねえ。
考へてみたら、この秋冬かのこ編みの帽子を編むのは二つ目な気がする。
一つ目はこれ。
こちらはどちらかといふと縄編みが主かもしれないが、あとはかのこ編みだからね。
おんなじやうなものばかり編まなくてもいいのにねえ。
さうさう、この帽子、かのこ編みだけど薄いし、あんまし防寒には期待できないなあと思つてゐたがさにあらず。
昨日仮止めの8mmビーズをつけた状態で観劇に行つたけど、外を歩いてゐても全然寒さを感じなかつた。大きめに編めたせゐで頭をすつぽり覆ふからかもしれない。
これはちよつとした副産物だつた。
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