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Saturday, 12 November 2011

冬にそなへてカーディガン

ここ5年ばかりくつ下や帽子、マフラーといつたこものしか編んでこなかつたやつがれだが、突然、大物を編みたくなつた。

カーディガン。

ムリだろ、と思ひつつ、毛糸を買ひそろへて、編みはじめたのが、10月2日のことである。

ものは「着こなし上手のニットのふだん着」の2wayカーディガン。指定糸はハマナカのエクシードウールFL。やつがれはパピーのプリンセスアニーで編むことにした。523が実にいい色で、一度は何か編んでみたいと思つてゐたからである。灰色がかつた紺色とでも云はうか。渋いけど渋すぎない、そんな色だ。

Crochet Cardigan

これを編みはじめる前は、パピーのシェットランドでアフガン編みをしてゐた。シェットランドは撚りが強くて大変編みやすかつた。プリンセスアニーもいい糸だけど、どうかなあと思つてゐたが、杞憂だつた。手ざはりもいいし、編みやすい。おかげで編むのが苦になることはなかつた。

完成できたのは、毛糸がよかつたことと、もうひとつは、好きな模様だつた、といふのが大きい。
このカーディガンの模様は、いはゆるシェル柄のヴァリエーションだ。シェル柄、好きでね。単純な模様だけど、編んでゐて飽きない。あ、やつがれは、ね。編んでゐて飽きるやうだとつづかないと思ふんだよね。
今回の至上命題は、「とにかく完成させること」だつたので、毛糸の選択、編むものの選択は正しかつたと思ふ。

もうひとつ、肝心な点を忘れてゐた。それは、編みあがると同時にできあがる、といふこと。すなはちとぢはぎなし。両方の前身ごろと襟をつづけて編むので一段が長く、端糸のあつかひには困つたが、とぢはぎに比ぶれば、ねぇ。断然マシである。

端糸といへば、今回20玉使つたことと、途中結び目が多かつたこともあつて、編みおへたあと端糸の始末に苦労した。1時間半くらゐかかつてしまつた。かういふときには250gとまではいはないが、せめて100g巻のかせか玉がほしいねぇ。時代とは逆行してるやうな氣がするけど。

できあがつて、外に着ていくかどうか、ちよつと悩むところである。マフラーとか帽子とかはよくても、着るものはダメつてのも不思議だが、まあ、なんだな、やつぱりどこかにてれがあるんだらう。
また、ちやうどよい具合に、とでも云はうか、編みあがつたとたん、あたたかい日がつづいて着る機会がなかつた。

そんなわけで、もつぱら家の中で着てゐる。寝起きや寝るまでの冷える時間帯にとても重宝してゐる。毛100%つていいねえ。ぽかぽかするほどではないが、ほんのりぢんはりとあたたかい。襟は折り返しになつてゐるので、首まはりもあたたまる。袖口が広いので棒針がひつかかることもあるが、ま、そこは「さうなるだらう」と思つてゐたので、あまり問題視してはゐない。

この本からはこれで三作め、手提げも入れると四作めだ。近年めづらしいことである。一冊の本からこんなにたくさん編んだのは、メビウス編みの本以来かなぁ。
しかも指定糸を使つてゐないんだよね。手提げは指定糸だけど、編み図どほり編んだわけぢやないからな。あれはアフガン編みをしたくて編んだものだ。

それにしても、これを着て外出することがあるだらうか。
さて。

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