10月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1842ページ
ナイス数:5ナイス
ニセ夫婦漫才~笑いひと筋23年信頼のラジオビバリー昼ズ~
最初のうちはもつたいないからとちびつとづつ読んでゐたのだが、気がついたら一気呵成に読み終はつてゐた。ラジオビバリー昼ズはもちろん木曜日が一番好き。あとがきで清水ミチコが「高田文夫に対して態度が悪い」といふやうな指摘をたびたび受けてゐるといふやうなことを書いてゐるが、そんなこと全然感じたことないけどなあ。互ひに互ひをみとめあつてないと、ああはならないと思ふ。木曜ビバリーは高田文夫と清水ミチコのかみあはなさが最高だ。Podcastで聞いたものも多く、テンポよい会話が脳内に蘇ることしばし。読みなおすね、絶対。
読了日:10月03日 著者:高田 文夫:清水 ミチコ
たった一度の人生を記録しなさい 自分を整理・再発見するライフログ入門
記録はいろいろとつてゐるけれど、その使ひ道はといふと、特にあるわけではない。なにか参考になるかと思つたが、うーん、自分が書きとめたいことと「ライフログ」とはちがふのかも。時折記録を取らずにゐられない自分にoverwhelmedなので、それをふせぐ方法があればなー、と、思つたのだが。やはり題名の「〜しなさい」に抵抗があるのかな。あるのかも。
読了日:10月04日 著者:五藤隆介
Zの悲劇 (角川文庫)
エラリー・クイーン(バーナビー・ロス)は、若人を描くのが苦手なんぢやないか。ペイシェンス・サムは「女エラリー・クイーン」と呼びたいくらゐ鼻持ちならなくてイヤな登場人物だ。ドルリー・レーンがゐなかつたら読み終へられたかどうかあやしい。論理的にはすばらしいのかもしれないけれども、犯人は記憶に残らない。きつと再読するころには誰が犯人だつたか忘れてゐるだらう。再読のすすめといふ意味では正しいのかもしれない。新訳といふことで、読みやすい。
読了日:10月06日 著者:エラリー・クイーン
老ヴォールの惑星 (次世代型作家のリアル・フィクション ハヤカワ文庫 JA (809))
世界はとてもすてきだと思ふのに、つぶやきもしたが「ものかは」とか「おっとり刀」とか「ごぼう抜き」とかいふ表現に引つかかつて現実に呼び戻されることしばし。最初の二つはともかく「ごぼう抜き」はなんとかならなかつたのか。編集者の怠慢か。といふわけで、さういふのがほぼなかつた表題作と「漂った男」がよかつた。もつたいない。ほんとにもつたいない。
読了日:10月12日 著者:小川 一水
レーン最後の事件 (角川文庫)
ほんたうにペイシェンスがドルリー・レーンの跡継ぎなのだつたら、かういふ結末にはならなかつたんぢやないかなあ。
読了日:10月18日 著者:エラリー・クイーン
ビジネスマンのための「行動観察」入門 (講談社現代新書)
行動観察とは、についてはともかく、著者が行動観察を行ふ上で得た知見などがとてもおもしろかつた。ワーキングマザーの話には涙を禁じ得ないし、営業マンの話には参考にしたい点が多かつた。
読了日:10月25日 著者:松波 晴人
一流の習慣術 イチローとマー君が実践する「自分力」の育て方 (ソフトバンク新書)
読了日:10月31日 著者:奥村 幸治
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