端の気にならないマフラー
やつと棒針編みをする気力が出てきただらうか。
この秋冬初マフラーである。
#前回のはcowlといふことで、ひとつ。
「スウェーデンから届いたニット 2」に掲載されてゐた、三角マフラーである。
本では白黒だつたが、手持ちのダイヤシルクオンブレで編んだ。色はKO550。針は5号針。
いはゆる「Quick Knit」だと思ふ。三角部分を増やしていくのもあつといふ間だし、細い部分も最初は気が遠くなつたりするけど、二段に一目ずつ減つていく寸法だから、減り出すと早い。
本では最終目の手前で横にわたつた糸をねぢつて増やし目をする、とあるが、ひとつ手前の目に二目編み入れた。あと縁編みの段数をそろへるために一度糸を切つて途中から編むやうにと書いてあるが、これはやらなかつた。
これでダイヤシルクオンブレを一玉半くらゐ使つた。そのていどで編めてしまふ。
三玉あつたので、使ひきりだとうれしかつたんだがなあ。おそらく、マフラーを編むつもりで買つた毛糸だと思ふのだ。
三角部分を前に持つてきて両端をうしろからぐるりと回して前で結んで使ふのだが、三角部分を背中にして超ミニショールのやうに使つてもいい感じ。
「スウェーデンから届いたニット」もさうだつたけれど、色遣ひが見てゐるだけで楽しい。
でもそのままでは自分で使ふのはちよつとなあ、と躊躇してしまふ。
一冊目のときは、それでそのままになつてしまつたが、二冊目の作品は単色(でも段染めだけど)で編んでみた。
でもなあ、やつぱり、あの色遣ひを、自分でもやつてみたいんだよなあ。
うーん、白黒ならいけたかも?
問題は手持ちにそんなに都合のいい色の毛糸がない、といふことなんだが。
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