この暑いのにミニストール
Hooked on Hooks はまだつづいてゐる。
最近はこんなものを編んでゐた。
「着こなし上手のニットのふだん着」に掲載されてゐるミニストールだ。
本ではハマナカのソノモノスーリーアルパカを使つてゐるが、こちらはパピーのサン・ジルで編んだ。一玉使ひきりで、本に掲載されてゐるサイズより大きく編めた。針は4/0号を使つた。以前も書いたが、かぎ針編みのときはちよつと手がきつくなるので、針のサイズもひとつ大きめにしてみたといふわけ。
本は、書店の店頭で見て即購入した。多分、なにかしら編むだらうと思つた。最初の方に載つてゐるセーターとかカーディガンを編んでみたいんだけど、完成させる自信がない。
でもこれだつたら、と編んでみたのがミニストール、といふわけ。広い部分を背中にまはしてもいいし、前にもつてきてもいい。去年Lacy Baktusを編んでから、ほそながーい二等辺三角形のマフラーに弱いのだつた。一番大きい角を手前にもつてきて、両端をぐるりとまはして後ろから前にもつてくる。これがなかなかいい感じにあたたかいのだつた。
このミニストールは、両端をぐるりとまはせるほど長くはないが、この先ちよつと肌寒くなつてきたなー、なんてなときに役立ちさう。
編んでゐて、「これはいいぞ」と思つた。中細毛糸一玉でかなり長いマフラーが編めさうだからだ。
半端にあまつてゐる一玉が形になる。いいぢやあないか。この場合、端のループは編まないといいだらう。
エミーグランデのやうなちよつと太めのレース糸で編んでもおもしろいんぢやないかなあ。
サン・ジルは、手芸屋の店頭でその光沢に惚れて購入したもの。綿69%麻31%といふなんとも微妙な割合の混紡糸である。編んでゐてやはり光沢はすばらしいと思つたが、ほどいて編みなほすと若干光沢が薄れる気がする。
うーん、それにしてもどうしやう。カーディガン、今から編む、かなあ。今から編めば間に合ふ?
同じ著者のひとつ前の本といふのも気になる。
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