無駄に編みたいリリアン
「クロバーのフレンチリリアン、いいなあ」と思つてゐたら、いつのまにか店舗から姿を消してゐた。
原因は、NHK教育の手藝番組でとりあげられたことなのらしい。
その後、二度ほどクロバーからの再出荷があつたやうだが、これもまた飛ぶやうに売れてしまつたのらしい。
普通ならここであきらめるのかもしれないが、ムキになつちやつたんだな、多分。
日本ヴォーグからやつてきた手藝用品の通信販売の冊子を見てゐたら、フレンチリリアンがあつた。
さういへば、四月以降に再出荷する、といふ話があつたやうな気がする。
ネットで検索をかけてみたら、amazonにあつた。
そんなわけで、注文してしまつた。
このたたずまひがね、まづいい。
だから買ひたかつたわけだけども。
ただ、使ひ勝手からいくと、実はワンダーリリアンの方がいいかも、といふ気がしないでもない。
ワンダーリリアンは胴体が透明で編んでゐるものがどうなつてゐるか見えるし、針のついてゐる部分だけくるくる回せるのがいい。
フレンチリリアンは、まあ当然だが、下から出てくるまで編んでゐるものがどうなつてゐるのか確認しづらいし、普通のリリアン編み機と同じで編み機自体を回しながら編む必要がある。
でもまあ、そのあたりは慣れだらう。
一応、一緒に糸も買つた。黒だけ。
でもなんだかもつたいないので、オリムパスの40番でちよつと試しに編んでみた。
密になつてゐる部分はリリアン編みの2ループと書いてあつた。2ループの方がしつかりしてゐて好みだ。
この後、黒い糸にビーズを通して試し編みもしてみたけど、全部ほどいてしまつた。かんたんにほどけるといふのもいい。
ワンダーリリアンは、i-code単体を作る場合に使つたりしてゐるが、フレンチリリアンはどうするかなあ。これつて、やつぱりビーズ編み込んだりして、アクセサリを作るものなのか知らん。
悩むなあ。
Recent Comments