鹿革の手帳
はじめて買つた年は大変便利に使つたQUO VADISのExecutive Note。
その年末に仕事が変はつたらチト使ひづらくなつてその後買つたことはなかつた。
来年用も買はないつもりだつたが……。
やられたよ、中川政七商店に。
平城遷都1300年企画の一らしい。
これが箱。
むきあつた鹿がいい感じだ。
色は古代紫。これは遊中川限定なのらしい。
ほかにもベージュがかつた落ち着いた白、売り切れだつた微妙な色合ひのうつくしい空色、新店舗限定の黒、チョコのやうな焦茶、朱色がかつた赤、きれいなピンク、金茶と呼ばれる茶色があつた。
革は藤岡勇吉本店のもの、内装の麻が中川政七商店のものとのことである。
とにかく鹿革の手触りにknock out。
しつとりなめらかな外装に、さつぱりさはやかな内装の手触りがまたたまらん。
しかしなあ……。来年の手帳はもう超「整理手帳」に決めてあるのに。
どうしやうかなあ。
まあ、分度器ドットコムの正方形ツバメノートもあるし、それと一緒に使はうかなあ。
触れてゐると、とにかく早く使ひはじめたくなる。
いかんなあ……。
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