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Thursday, 30 September 2010

EvernoteのEventへ行つて来た

スタジアムプレイス青山で開催された「創造力を刺激する!音楽×ミステリー×Evernote」といふイヴェントに行つてきた。
正直、やつがれになんぞは過ぎたイヴェントと思つてはゐたが、まあ、そこはそれ。

会場にたどりつくと、既に客席はほぼ埋まつてゐて、案の定iPhoneだとかiPadだとかNotePCとたはむれてゐる人が多い。
もちろんやつがれはこんなとき、こんなことをする。

Tatted at the Evernote Event

さて、会場は、ちよつと変はつた感じに仕切られてゐて、開演十五分前に到着した時には既に「いい席」はほぼoccupiedといつた状態。
すなはち、やつがれの席から見えるのはこんな風景。

Evernote Event

それでもPhil Libinや倉園佳三は慣れてゐるのか壇上を左右に歩き回つてくれたおかげで、多少垣間みることができた。

ところで場内は大変に寒くて、喉が痛くなつてきて困つたが、それもそのはず。

No wonder it is chilling. At the Evernote Event.

なんでかなあ……。

いろいろ景品とかもあつたが、いづれも当たらず、それでもこんなお土産をもらつて帰つてきた。

Presents from Evernote

本は早速読んでみたいと思ふ。

ほんとはもつといろいろ書きたいこともあるが、もう時間も時間なので今宵はこれまでにいたしたうございます。

Tuesday, 28 September 2010

乗り越えられるかGTD

我流のGTDをはじめてほぼ一週間。
GTDとは「Getting Things Done」の略で、といふやうなことは上のアンカからWikipediaで見てもらふことにして、まあ、つまりは、もつとストレスが少なくなるやうに仕事をしやうや、ひいてはさういふ人生を送らうや、といふ方法のことである。

以前から気になつてはゐたのだが、第一歩である「頭の中にある「気になること」をすべて書き出す」のところで挫折するばかりだつた。誠Biz.IDの「写真でわかるGTD」によると、A4の用紙に最低でも五枚は書き出すこと、となつてゐる。しかも、それに二時間ほどかけやうともある。

うーん、それ、無理だから。
といふか、そんな時間が取れたら「GTD、いいかも?」とか思はないから。

といふわけで、あくまで「我流」、気になることは思ひついたらその場で書き出す方法でぼんやりとはじめたGTD。
デヴィッド・アレン著の「聖典」、「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」もGetting Things Doneも読まずにはじめた、といふのもなんだかな、である。上記二点のリンク先を読んだだけでも、十分はじめられると踏んだからだ。
最近になつてGetting Things Doneを読みはじめたが、読んでみてよかつたと思つてゐる。まだ冒頭部分をうろうろしてゐるけれど。

だが。
一週間たつた今、はじめて「もしかしたら続けられないかもしれない」と思ふ事態が発生した。
「次にとるべき行動(Next Action)」がたまりすぎたからか。
「プロジェクト(Project)」を具体的な行動に細分化できずにゐるからか。
単にものぐさだからか。

いづれも「然り」だが、しかし、それはGTDをはじめる前から想定してゐたことだ。
だが、これは想定外だつた。

今朝、書き出すのがつらい事項を思ひ出した。
書き出すのもつらければ、思ひ出すだけでつらい。
すつかり忘れ去つてゐたこと。
やらなければならないことがわかつてゐるのに気が重たいこと。

さうしたことが、今朝になつて突然脳裡に蘇つてきたのだつた。

できれば忘れてゐたい。
ここまで忘れてきたのだから、この先なにも行動を起こさなくてもどうといふことはないだらう。

だが、おそらく、さうしたことこそ書き出さねばならないのだらう。

さう思つて書き出したのはいいが。
今度は、書き出したその項目さへ見たくない。
とりあへずINBOXにあるその項目をどこかへ振り分けねばならないのだが、どこへ振り分けるのか考へることさへ億劫だ。

とりあへずは「いつか」とかに入れるかとも思ふが、なんとなく、その項目にはちやんと期限をつけて管理せねばならないと、本能がさう告げてゐる。

そんなわけで、今朝書き出して、まだINBOXに居座つてゐるいくつかの項目をどうするべきか。

なんとなくこのままGTD自体に挫折しさうな、そんな気がしてゐる。

Monday, 27 September 2010

セカンドバッグが好き

ル・ボナーのピッコロを購入した。
だいぶ悩んだ後のことだ。

ピッコロは、おそらくはこぶりのセカンドバッグといつた位置づけなのだらう。
ひよんなことから知つた(たぶん、発言小町で目にしたのだと思ふ)のだが、セカンドバッグを持つてゐる男の人はもてないのださうである。

えー、ほんとかなあ?
だつて、ポケットを膨らませてゐるよりセカンドバッグを持つた方がよほどスマートぢやない。
なんでだらうなあ、怖いなあ。

と、稲川淳二の真似をする太田光みたやうなことを思はず書いてしまつたが、実際にわからないのである。

なぜセカンドバッグがだめなのか。

セカンドバッグは、かなり昔から気になつてゐた。
中学生くらゐのころだつたらうか、セールで投げ売り状態のセカンドバッグを手に入れて使つてゐたこともある。
自分の使ひ方ではセカンドバッグは小さすぎた。その上、持ち手のないことから取り落としやすく、自然と使はなくなつた。
取り落としがちだつたのは、まあ、自分が粗忽だからだと思ふが。

もてるかどうかが死活問題の独身ならともかく、もう伴侶もゐて、こどもも大きくなつたやうな大人なら、セカンドバッグのひとつも持ち歩いてもいいんぢやないか。
さうも思ふが、どうやらその伴侶が相方のセカンドバッグを持つを認めたくないのださうである。

むづかしいなあ。

いづれにせよ、大きめの鞄を持ち歩く向きには、鞄の中を整理するためにちよつとした間仕切り代はりになる入れ物が必要だつたりする。最近は「バッグ・イン・バッグ」などとて売られてゐるものもある。自分の用途にあつたものを選べば、かなり便利に使へるものだ。現在、しじみ袋と無印良品のバッグ・イン・バッグを使つてゐるが、すこぶるよい。職場のお手洗ひにはハンカチの類さへおけるやうな場所がなくて、したがつてさうした小物を入れて持ち歩ける手提げが必要なのだが、しじみ袋なんか財布とハンカチと携帯電話やあとちよつとしたものを入れて持ち歩くのにまさにうつてつけだつたりする。

そんなわけで、ピッコロは必要ない。
さう思つてゐたのだが。

ル・ボナーのweblogで見ると、なんだかよさげなんだよなあ。
ル・ボナーのパパスといふ鞄の中におさまつてゐるピッコロの感じとか、いろんなものを納めた状態のピッコロの感じとか、どれもいちいちいい。

さういへば、もうすぐselenaも来るし(これは来月半ばくらゐには届く予定)、さうしたら手帳とselena、あとティッシュケースとかなんとかさうしたものを入れて、ピッコロを持ち歩けたら。

さう思つた。

といふわけで、ワイン色のブッテーロのピッコロを購入した。

今はselena待ちで、ティッシュケースと紙のおしぼり、あとタティングレースのお道具の入つたがま口とメモ帳と2009年のSchott's Miscelleneasを入れてゐる。鞄をかへても必要なものばかりと思つてゐる。

革については、なんでシュランケンカーフとかにしておかなかつたかなあ、と、ちよつとばかり後悔するほど、傷がついてゐる。
でも、仕事に疲れたときなどに、乾いた手ぬぐひで磨いてゐるせゐか、だんだん色に深みがでてきた。
ル・ボナーでは、ブッテーロなどのタンニンなめしの革は、水拭きして後に乾拭きするといい、とある。革用のクリームなどはかへつて革によくない、とも聞いた。

さうなのかー。

まあ、世の中、質のよい革ばかりとも限らないわけで、さうしたものにはクリームとかも必要なのだらう。またいい革を使つてゐても経年変化や使ひ方が悪かつたからとかで、クリームを必要とする場合もあるのかもしれない。

すなほに一番最初はかたくしぼつた手ぬぐひで水拭きして、乾いてから乾拭きした。
今はとくに汚れがないやうなので、乾拭きだけしてゐる。

とはいへ、自分にはブッテーロは無理だつたかなあ。
「革を育てる」とか、ちよつと自分には無理つぽい。

と思ひつつ、今日もselenaのやつてくる日を夢見て、せつせとピッコロを磨いてゐる。

ちなみにこれが買つた直後。
Piccolo, Le Bonheur

そして、これが最近撮つた写真。ほぼ同じ状況で撮つてゐるが、iPhoneが3Gから4になつてるからなあ……。
Piccolo, Le Bonheur

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