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Sunday, 01 August 2010

ここは表参道か?

7/30(金)、表参道といふか青山といふか、スパイラルホールで行はれた文夫の部屋第六夜に行つてきた。
第五夜、第六夜とも席が取れずにゐたところ、第六夜だけ戻りがあるといふので、勇んで申し込んで、なんとか滑り込むことができた。
戻りの席だからと期待せずに行つたら、結構前の方の席で、しかも開演後も客席の照明は落とさないでゐてくれたものだから、よく見えた。ほんたうにありがたいことだ。

U字工事の漫才のあと、高田文夫と伊東四朗のトークショーがあつて、柳亭市馬の落語(「皿屋敷」だつた。お菊、歌ふ歌ふ)といふ構成。
え、青山だよ。最寄り駅は表参道。道行く人は一々みんな「モード(古いね、どーも)」な感じ。
スパイラルホールだけが、ちよつとした異空間。そんな感じだ。

開演の一時間前といふ通常より早い開場に間に合ふやうに行き、予約した券を引き取つて中に入つた。
「笑芸人」など雑誌といふかムックが売られてゐて、一冊くらゐ買はうか知らんと思つたのだが、売り子の人に「市馬師匠のファンですか」とか聞かれてどきどきしてしまつたことと、いはゆる「ディープなファン」とおぼしき年上の人がこちらの見たい本のあたりに陣取つてゐたことで、あきらめる。や、別に特定の噺家が好きとか、さういふわけぢやないし。考へてみたら、噺は好きだけど、とくに誰かが好きつてわけぢやないんだよな。

そこで、中に入つて「この長い時間をどうしやう」と思ひつつタティングレースに励んでゐると、突然舞台上に青年が現れて、いきなり上手の襖のやうな白い紙に絵を描きはじめた。キン・シオタニといふ絵描きの人だといふ。ほぼ開演までの時間いつぱい使つて似顔絵などを描いて舞台から去つた。すごいね、この、時間いつぱいといふのが。

例によつて(?)立川志ららによる前説があつて、前日は横山剣目当てか妙齢の女性が多く、志ららの話にちいとも笑ひがおこらなかつたとのこと。その後出てきた高田文夫も、前日は「アウェー状態」だつたと云つてゐた。去年はみうらじゅんのときもさうだつたといふ話だつたよなあ。

今夜は市馬も出てゐるし、もしかしたら伊東四朗の歌も聞けるか知らん、と、ちよつと期待してゐた。
残念ながら、伊東四朗はそんなに歌はなかつたけれど、そんなことはどうでもよくなるくらゐ、をかしかつたなあ。
ネタ等は「ブログとかには書かないやうに。つぶやくのもめっ」といふことなので、割愛するが、「あー、やつぱりこぶ平はいつまでも「こぶ平」なんだなー」だとか、「飲み物を運んでくるのは東八郎の息子だらう」と思つてゐたらそのとほりだつたりとか、ああ、あと、「亀井静香と橘屋圓蔵が似てゐる」といふことに今で気づかなかつたんだよなあ。云はれて笑ひがとまらなかつた。
似てゐるといへば、伊東四朗の聲と三宅裕司の聲が似てゐるといふ話には、なるほどー、と思つた。あと、伊東四朗の本名は伊藤輝男でテリー伊藤と一緒といふ話に隣の人は「えー」とおどろいてゐたが、ビバリスト(?)ならそれくらゐ知つてゐてほしいといふのは我が儘か。

それから、さうさう、三波伸介が「笑点」の大喜利の司会をするに至つた原因の話とか、「さうだつたんやー」つて感じ。
同じやうな流れで行くと、市馬の川柳川柳とか林家彦六の逸話もおもしろかつたなあ。

さうさう、伊東四朗にしても三波伸介にしても、歌舞伎や落語に造詣が深くて、「藝人つてさういふものだよなあ」と思ふのだが、今はどうなのだらう。今は落語はともかく歌舞伎に造詣が深くても藝人としてやつてはいけないのだらうか。だからといつてキン肉マンネタとかドラゴンボールネタをやるのはどうかと思ふのだが……

文夫の部屋は去年は四夜、今年は二夜ときてゐるのだが、来年もつづくのだらうか。つづくといいなあと、これは心底さう思つてゐる。

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