来年の手帳をどうしやう
あと一月もすると、来年の手帳が出回りはじめる。
ずいぶんと早くなつたものだ。以前は早ければ十月の終はりごろ、大抵は十一月くらゐに来年の手帳を購入してゐたやうな気がする。
主な予定はiPhoneで管理してゐるのだが。
紙媒体の手帳の方がいい場面もあるので、MIGNONの手帳を使つてゐる。日々の記録にほぼ日手帳、職場のあれこれにほぼ日手帳カズンといふのが、今年の布陣だ。
これまではMIGNONではなくて「超」整理手帳だつた。
去年は気がついたらもう手に入らなくて、それでMIGNONにしてみたわけだ。
MIGNONのいいところは、うーん、小さいところ、かな。萬年筆との相性もいい。「超」整理手帳は、萬年筆のインキの乾くのを待つてくれない性急さがあるが、MIGNONの手帳にはインキの乾くのを待つてくれる鷹揚さといふか、一種エレガントな感じがある。
一方「超」整理手帳のいいところは、必要な分だけ持ち歩けることと、A4サイズの紙と相性のいいこと、A5サイズの市販のノートカヴァを使つてA5ノートと組み合はせたりできること……と、特に職場での使い勝手がいいこと、だらうか。
ほぼ日手帳は、日誌代はりといふことで、来年も使ふ予定。
あとは、スケジュール帳をどうするかなのだ。
「超」整理手帳に戻るか。
このままMIGNONを使ふか。
はたまた三年くらゐ前に使つてその時は大変重宝したQUO VADIS の Executive Noteにするか……。
QUO VADISのExecutive Noteは、その年にはもうどんぴしやの手帳だつた。
そのころしてゐた仕事にぴつたりあつたのである。
十二月ごろ、別の仕事をするやうになつて、あまり使はなくなつてしまつた。
それでそれ以降使つてないのだが、でも、もしかしたら、今の仕事にもあふかもしれないし……。
と、日々心悩ませてゐる。
もうMoleskineの来年の手帳は出てるらしいしねー。こちらにはあまり食指が動かないので平静でゐられるけど。
そして、かうしてあれこれ悩んでゐる時間がまた楽しいのである。
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