工業英検
今日工業英検3級を受けてきた。
受けた動機は……そのうち書くことにしたい。とりあへずなにか勉強する目標がほしかつたといふのもある。
3級の理由は、ほんたうは2級から受けやうかと思つたのだが、まづは基礎的な知識が不足してゐるといふこともあつて3級から勉強をはじめたから、といふのがある。ま、えうは2級に間に合はなかつたんだね。だつたら秋まで待てばいいのに、といふ話もあるかもしれないが、試験がどんな感じで行はれるのか興味があつたのである。
試験勉強に主に用いたのは「工業英語ハンドブック」。主に、といふよりはほぼこれ一冊で試験に臨んだといつてもいい。あとは上記リンク先からたどれる過去問題を問ひたりした。
3級の受験区分は「大学専門課程、工業高等専門学校上級学年、専修・専門・各種学校在学程度の工業英語の応用知識を有する者」で、「工業英語の応用知識を有しているレベル」と社団法人日本工業英語協会のwebサイトにはある。
それつて実際どの程度よ、といふ疑問もあらう。
今回受験した感じでは、「常識がわかればいい」といふ感じ。たとへば、「屈折」にあたる英単語と屈折とはなんぞやといふ英文がわかれば解けるといつたところ。普通に自動車のラジエータの機能とか、水素が酸素と反応するとどうなるかとかを理解してゐて、それを英語で読んだ時にわかればいいんだと思ふ。あとは「回転」とか「抗生物質」とかさまざまな単語を覚える、かな。
まあ3級は今回か少なくとも前回くらゐから全問マークシート方式になつたのださうで、多少簡単にはなつてゐるんだと思ふ。
ちなみにやつがれはきつぱり文系だ。そもそも「理系」だの「文系」だのとわけたがるのは文系の方といふ話もある。高校一年の時、物理・地学・生物・化学をそれぞれ少しずつ学んだが、物理ははつきり云つて赤点だつたと思ふ。実際は上記四つの点の平均で成績が出たのでよくわからないのだつた。案の定、物理の問題はチト悩んだ。とほほ。
そんな感じで「工業英検ハンドブック」だけでも十分受験は可能だと思ふ。まあそれだけだと単語はちよつと足りないかなあといふ気はするが、単に資格だけほしい人にはいいんぢやないかな。工業英語独特(なのか工業英検独特なのかはチトわかりかねるが)の云ひまはしなどもあるので、例文などはよく読んでおくといいのではないか。
つて受かつてから云へよなー、とは思ふが、まあ今後受験するときの覚え書きのためにひとまづ書いておく。
やつがれの行つた受験会場では、受験生は29人。全員来てゐたやうである。老いも若きも男子も女子もといつた感じであつたが、女子は少なかつたかな。女子は若い人ばかりだつた。男子は定年間際かあるいは定年したばかりかといつた感じの人も見受けられた。
若い人は学校で取るやうに云はれるのかもしれないが、その他の人はいつたいなんなんだらうねえ。興味のあるところではある。
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