成長しなくちや
ここのところ、演目・配役を見ると「なんだか物足りないなあ」と思ふことが多くなつた。
この傾向は二三年前からはじまつてゐて、当時はさう感じることをふしぎなことだとは認識してゐなかつた。
考へてみれば、芝居を見始めたころ舞臺の上にゐて「芝居を見てゐる」といふ満足感を輿へてくれた役者は、みな点鬼簿に名を連ねてゐる。
そして、やつがれはどうもその事実に気がついてゐない。いつまでも、「なんでこの役をあの役者がやらないのか知らん」と夢みたやうなことを考へてゐる。
現実を見つめなければ。
もうその役者はこの世の人ではないのだから。
といふわけで、これからはまちつと前向きに芝居と向き合ひたいと考へてゐる。
若い役者が大役をまかされてゐても「挑戦つて大事だよな」とか「時分の花つてもんもあるしな」ととらへていきたい。
さうしないと、芝居さんが自分からとほざかつていつてしまふ。
そして、やつがれはまだ芝居さんのことが好きでたまらないのだ。
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