GR DIGITAL、買つちやはうかな
普段撮るのは自分で編んだり結んだりしたものの写真である。
「芸術的」な写真を撮る必要はない。どちらかといへばのつぺりと至るところがよく見えるやうな写真が望ましい。編み物はもちろん手芸の本に掲載されるのはさうした写真がいい写真だからだ。どこか影になつてゐたりよく見えないやうに撮つてある写真は「よくない写真」すなはちその作品になにがしかの瑕疵がある証拠なのである。
そんなやつがれにGR DIGITALは必要ないな、といふのが正直なところなのだが。
その次によく撮るのが夕焼けの写真なのだつた。
iBookのiPhotoにつめこまれてゐるのはほとんどが夕焼けの写真。自宅のヴェランダから西の方角を撮つた写真ばかりだ。時に朝のこともある。
さうなつてくると、GR DIGITAL、いいよな、と思つたりするのだつた。
ただやつがれ、別段「カメラ小僧」つてわけぢやないんだよなあ。写真機の世界つてよくわからないことばかりである。時々カメラ屋で一般の人にとつてはマニアックな写真機を見てゐると「これ、いいですよ」とか聲かけられるけど、よくわからないのだつた。
でも、かるい気持ちで買ふにはちよいと高価な買物である。
そんな感じでためらひつつ、帰宅途中に寄り道して店頭のGR DIGITALをいぢるやつがれなのだつた。
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雅亮さんまでGR-Dですか…(^^;
ボクも店頭で触る度にあの質感に吸い込まれそうです
惜しむらくは光学ファインダーが無い事だけど
外付けファインダーもコシナでいいのを見つけちゃったんですよね
ますます『ヤヴァイ』感じの今日この頃のやつがれだった
Posted by: 章仁 | Saturday, 12 August 2006 17:55
章仁さんもでしたか。惹かれますよね、GR-D。
あれはやはり私には過ぎたカメラだと思っています。それにやっぱり気軽に買える金額じゃありませんしね。
コシナのってちょっと小ぶりなファインダでしょうか。光学ファインダがないのは気になりますけど、取り付けも楽しそうですよね。
とりあえずしばらくは店頭でさわってみて……Palmもそうやって買ってしまった過去があるのでした。
Posted by: 雅亮 | Saturday, 12 August 2006 23:47