In a Way, I was Right
ひとまづここまで十一ヶ月ほど、使ひつづけてこられたといふことは、やつがれのほぼ日手帳の使ひ方はまちがつてゐなかつたといへやう。
「ほぼ日手帳の秘密」を読んで最初に抱いた感想である。
この本、43人にそれぞれのほぼ日手帳の使ひ方を取材してゐる。手帳の中身を見られるのは34人分といつたところか。さうした使用例を見てゐるだけでも楽しい本である。著名人だけでなくいはゆる普通の人の例もひいてゐるところがいい。
以前も書いたかもしれないが、実はやつがれ、ほぼ日刊イトイ新聞はそれほど好きではない。時に説教臭いからである。糸井重里の云ふことも、だからあまり聞かないし読まない。
だが、今回この本に書いてある「出世のツールといふのは手帳のもつ一面に過ぎない」といふやうなことばには大きくうなづいた。
さう、手帳にはもつといろんな面がある。おそらくやつがれの使ひ方はその「いろんな面」のどれかになるのだらうと思ふ。
今年のほぼ日手帳はほぼ日誌であつた。そして、その使ひ方はやつがれに大変ぴつたりしつくりくるものであつた。
来年は、ちよつと絵を入れてみやうかな、この本を読んで思つた。今編んでるもの、これから編みたいものの絵をちよろつとつけるとよささうだ。その絵に何段編んだとか作り目は何目だとか、何段目で何目増やした何目減らしたとか、さういふ記録をつけたらよささうだなあ。
来週の木曜から、2006年のほぼ日手帳が使へるやうになる。
今から楽しみで仕方がない。
Comments
トラバありがとうございます
先ほどエントリしてみました
北海道はまだ発売されていないんですよね…
それともほぼ日と一緒で書店売りしないのかな?
Posted by: 章仁 | Monday, 28 November 2005 10:37
章仁さん
コメント&トラックバックありがとうございました。
御礼遅れてごめんなさい。
この本は、発売日前日の朝刊に広告が出ていたので「もしかしたら」と書店に行ったらあったので買いました。
気がつくとぱらぱら眺めています。
Posted by: 雅亮 | Wednesday, 07 December 2005 00:05