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Sunday, 30 October 2005

紅茶とお菓子

スコーンにはまづジャムを載せて然る後にクロテッドクリームを載せる。
さすれば上顎にクロテッドクリームが残り、紅茶を飲む時に味はひが出る。

さういふ話を聞いたことがある。
だいぶ以前のことだが、上京した折にブルックボンドハウスへ行つてこれを試してみた。
情けないことによくわからなかつた。

この週末、なぜか我が家はケーキ三昧で、中にアンジェリーナのモンブランがあつた。
アンジェリーナのモンブランは、はつきり云つて中のクリームが濃い。
いつもはコーヒーとあはせるのだが生憎豆を切らしてゐたので、渋めに紅茶を入れてみた。

さうしたらどうだらう。
モンブランのクリームが上顎に残つてゐて、紅茶を啜つた時になんとも曰く云ひがたい味はひがするではないか。
一瞬、「紅茶にクリーム入れてたか知らん」と思つたほどである。
カップを見ればストレート。

なるほど、濃く入れた紅茶とはかうして楽しむものなのかもしれない。
そして、これからアンジェリーナのモンブランを食べる機会があつたら(実はやつがれが好きで買つてくるわけではないので、滅多に口に入ることはないのだが)、紅茶を入れることにしてみやう。
「地獄のやうに濃い紅茶」とあふかもしれないぞ。

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