100冊の MOLESKINE
MOLESKINE を買ふと、「MOLESKINE の伝説」みたやうな文章を印刷した紙がはさまつてくる。伊太利語をはじめ、英語・独逸語・仏蘭西語等等で同じことが(おそらく)書いてある。
最近はこれに日本語訳も加はつたやうだ。
中に、豪州に渡る前に MOLESKINE を 100冊買ひ占めた人の話が出てくる。もう MOLESKINE の製造をする人もなく、手に入るだけ購入したとある。といふことは 100冊入手することはかなはなかつたのだらうか。このあたり、よくわからない。
いづれにしても、その人にはそれでは足りなかつた、とある。
さうかあ、100冊でも(いや、100冊かどうかはわからないのだが)足りないのかあ。
現在、一冊目の MOLESKINE を使つてゐる。やうやつと半分くらゐまで書いたところだらうか。
達人はいろいろ貼付けたりなんだりして大変上手に活用なさつてゐるやうだが。
工夫の足りないやつがれはとにかくその時思ひついたことを思ひつくままに書き連ねてゐるばかりである。ここに書き込むことの大半は、日々MOLESKINE に書いたことから引つ張つてくることが多い。
仕事に疲れてくると、「かうして萬年筆(大抵はファーバーカステル)でぐだぐだつまんないこと書いてる時が楽しいんだよねー」とか、もう書くまでもないやうなことを書いたりしてゐる。
……はつきり云つて「ブタに真珠」「猫に小判」の見本みたやうな感じである。
しかし、ま、楽しいからいつか。
こんななので、きつと一生かかつても 100冊も使ひつぶすことはあるまい。うむ。
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