囲碁将棋の本棚の前
たまたま本屋に立ち寄つたところ。
なんの気になしに囲碁・将棋の棚のあたりに行かうとしたらこはいかに。
なななんと、妙齢の女性がやつがれの目指すあたりの棚の前に立つて、なにやら一生懸命立ち読みしてゐるではないか。
後姿から察するに学生だらう。細くて髪の毛が茶色くてサブリナパンツよりもまだ短いやうな中途半端なパンツを履いて、足元はちよいとあぶなつかしい感じのサンダル(ミュール?)。
いかにもいまどきのわかものといつた印象の女性である。
うわー、なに読んでるんだらう。囲碁? それとも将棋?
あるいは……あの近辺といふことは、もしかしたら麻雀とか競馬とかいふこともありうるよな。
と、それとなく覗き見たらこはいかに。
「世界の猫」たらちふ題名の、世にも可愛い子猫の写真がたくさん掲載された本であつたことよ。
嗚呼 (T^T)。ぬか喜びつてかういふこと?
そんなわけで、名人が防衛したとのこと。
森内俊之名人のタイトル防衛ははじめてぢやなからうか。
十八世名人への道のりは遠く険しい。
といふか、森内名人がその資格を得る可能性も大きくなつてきたよな。
なんてなことはあの女の子は考へてもみないのだらうなあ。
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